週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

高性能・低消費電力なRTX 30シリーズの大本命?『GeForce RTX 3070徹底検証』-倶楽部情報局

2020年11月13日 18時00分更新

 アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。

 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「高性能・低消費電力なRTX 30シリーズの大本命?『GeForce RTX 3070徹底検証』」を紹介します。


 米国時間9月1日、NVIDIAが発表した待望の新シリーズGPU「GeForce RTX 30」。現在のところ「GeForce RTX 3090」「GeForce RTX 3080」「GeForce RTX 3070」の3モデルが発表されており、上位の2モデルは9月に発売済み。そして10月29日、いよいよ「RTX 3070」が販売開始となった。“前世代のRTX 2080 Tiと同等、あるいはそれ以上”の性能がうたわれていることに加え、価格も全3モデルでもっとも手頃になるため、RTX 30シリーズの“大本命”と見る向きも少なくない。

 この記事では登場したばかりの「RTX 3070」のスペックや機能を確認するとともに、製品ベンチマークを実施し、その特徴に迫っていこう。

性能はRTX 2080 Ti並み、実売価格8万円台後半からのバーゲンプライス

「GeForce RTX 3070 Founders Edition」。いつも通り国内では販売されないのが悲しいところ

 現時点で発表されているRTX 30シリーズ3モデルのうち、もっとも下位のモデルとなるのが「GeForce RTX 3070」。上位モデルと同じく、新世代のGPUアーキテクチャ「Ampere(アンペア)」が採用されており、製造プロセスがSamsung Electronics製の8nmプロセスとなるのもこれまでと同様だ。プロセス微細化による単位面積あたりのCUDAコア数増加の傾向も同じで、実に5888基を搭載。RTX 2080 TiですらCUDAコア数が4352基だったことを考えれば、その性能には期待が持てると言えるだろう。

主なスペック

 リアルタイムレイトレーシング(DXR)に活用されるRTコアは46基で、深層学習などに利用されるTensorコアは184基で、こちらはRTX 2080 TiのRTコア68基、Tensorコア544基よりやや少なめ。ただし、RTX 30シリーズではRTコアとTensorコアの世代が更新されているため、性能は単純比較できない。このあたりの細かな性能の推移については、実際に後半のベンチマークを参照してもらうほうが早いだろう。

外観は「RTX 3080」と大きく変わらないものの、ファンの位置などが微妙に異なる

背面には「RTX 3070」の刻印が

 また、上位のRTX 30シリーズと異なる点もある。影響が大きいのは、ビデオメモリー周りのスペックだ。「RTX 3080」および「RTX 3090」にはMicron製の「GDDR6X」メモリーが搭載されていたが、「RTX 3070」には従来通りGDDR6メモリーが搭載される。仕様を確認してみると、容量8GB、バス幅は256bitとなっており、「RTX 2080 SUPER」や「RTX 2070 SUPER」と同等のものが使用されていることが分かる。こちらもRTX 2080 Tiには容量・バス幅ともに劣っており、その点においては注意が必要だろう。

“「RTX 2080 Ti」以上の性能でお買い得”であることを示すNVIDIAプレゼン資料。実際は「RTX 2080 Ti」と拮抗するパフォーマンスを見せるが、それでもお買い得であることは間違いない

 映像出力端子に関しては、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4aなど、こちらもRTX 30シリーズの他モデルと同様に8K出力が可能なHDMI 2.1端子を搭載する。接続インターフェースは他のモデルと同一で、最大でPCIe 4.0x16に対応。PCIe 4.0に対応していないIntelプラットフォームでも問題なく利用可能だ。

「RTX 3080」とのサイズ比較。横幅は数センチほどコンパクトになっている

映像出力端子はHDMI 2.1が使用可能に

 ちなみに消費電力は「RTX 3080」や「RTX 3090」から大幅に省電力化しており、実際のTGPは220W。これはRTX 2080 Tiの260Wよりも明確に低く、RTX 2070 SUPERの215Wより5Wだけ高い数値だ。このため、性能に対する消費電力=ワットパフォーマンスは極めて良好と言える。


 続きは「高性能・低消費電力なRTX 30シリーズの大本命?『GeForce RTX 3070徹底検証』」でお楽しみください。

 なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定です。

 ASCII倶楽部には、今回紹介した記事だけでなく、PCやスマホ、カメラ、テレビ、オーディオなどの会員だけが読める連載が更新されております! さらに、週刊アスキー 電子版の最新号から過去4年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。

会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)

■利用料金
月額 税込1080円
※毎月1日~末日までの利用料金として

■支払方法等
●クレジットカード
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
●auかんたん決済
●ドコモケータイ払い
●Amazon アカウント
※auかんたん決済、ドコモケータイ払いを選択された方は、3日間無料キャンペーンをご利用いただけません。 ※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。

■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。

■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explorer 11※Edgeは除く , Google Chrome最新版 , Firefox最新版
(Mac)Safari最新版

【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome

URL ASCII倶楽部

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります