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ASCII Power Review ― 第104回

Surface Laptop Go 実機レビュー = PC好きのサブ機としてもお買い得なモバイルPCなのだ!!-倶楽部情報局

2020年11月04日 18時00分更新

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 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「Surface Laptop Go 実機レビュー = PC好きのサブ機としてもお買い得なモバイルPCなのだ!!」を紹介します。


 マイクロソフトはSurface Laptopシリーズで最軽量のニューモデルとして12.4型ノートPC「Surface Laptop Go」を発売した。日本向けモデルは「Office Home and Business 2019」を同梱しており、価格は税抜7万6800円からと、お求めやすくなっている。

 低価格を大前提として開発されたSurface Laptop Goはどのような素性のマシンなのだろうか? そしてどんな用途に使える機能、性能を備えているのだろうか? Core i5/メモリー8GB/ストレージ256GBの実機をチェックしていこう!

マイクロソフト「Surface Laptop Go」税抜7万6800円~

CPUは全モデルでCore i5採用とシンプルなラインナップ

 現在、Surface Laptop Goには下記の8モデルが用意されている。

・Core i5/4GB/64GB/プラチナ 7万6800円
・Core i5/8GB/128GB/プラチナ 9万2800円
・Core i5/8GB/128GB/アイスブルー 9万2800円
・Core i5/8GB/128GB/サンドストーン 9万2800円
・Core i5/8GB/256GB/プラチナ 11万4800円
・Core i5/8GB/256GB/アイスブルー 11万4800円
・Core i5/8GB/256GB/サンドストーン 11万4800円
・Core i5/16GB/256GB/プラチナ 13万6800円(法人・教育機関限定モデル)

 CPUは全モデルに第10世代(Ice Lake)の「Core i5-1035G1」(4コア8スレッド、1.00~3.60GHz)を採用。OSは「Windows 10 Home(Sモード)」、オフィスアプリは「Office Home and Business 2019」が同梱されている。

 メモリーは4GB、8GB、16GBが用意されるが、16GB搭載モデルは法人、教育機関向けモデルしか購入できない。個人ユーザーのひとりとしては、一般向けにも16GB搭載モデルを用意してほしかった。

 ストレージは、128GBと256GBモデルにはSSDが採用されているが、64GBモデルのみeMMCが搭載されているから、慎重に選ぼう。容量だけでなく、ストレージの読み書き性能にも大きな差がある点には注意してほしい。

今回はCore i5-1035G1/メモリー8GB/ストレージ256GBという構成のモデルを借用している。初期OSは「Windows 10 Home(Sモード)」だが、Sモードは解除可能。Sモードを解除すると「回復」コマンドでは元に戻せないが、マイクロソフトのサポートサイトから「Surface 回復イメージ」を入手すればSモードに復元できる

256GBストレージモデルにはPCIe接続のSSD「HFM256GDGTNG-87A0A」(SK Hynix製)が搭載されていた

バッテリーの設計容量は39.7Wh、フル充電容量は41.17Wh

アルミニウム素材で上位モデルと同等の高級感を演出

 Surface Laptop Goのサイズは278.18×205.67×15.69mm、重量は1110g。上部にアルミニウム、ベースにポリカーボネート複合樹脂とグラスファイバー素材が使われている。目立つ部分に質感の高いアルミニウム素材が使われており、Surfaceのロゴも鏡面仕上げだ。上位モデルと同等の高級感を演出できていると感じた。

 「PixelSense」と呼ばれる12.4インチディスプレーの解像度は1536×1024ドット(148ppi)で、比率は3:2。画面サイズが比較的小さいとはいえ、解像度がフルHDに満たないのはちょっと残念ではある。ちなみに10.5インチディスプレーを搭載する「Surface Go 2」の解像度は1920×1280ドット(220ppi)だ。

 インターフェースは、USB Type-C×1、USB Type-A×1、Surface Connectポート×1、3.5mmヘッドフォンジャックという構成。最近は少なくなったが、できればSDメモリーカードスロットを搭載してほしかった。また、右側面にSurface Connectポートを配置するよりも、いまどきのノートとしてはUSB Type-Cを左右に用意してほしかった。

 Surface Connectポートにはケーブルに足を引っかけても本体を床に落とす可能性が低い、「Surface Dock 2」で複数の周辺機器をまとめて接続できる利便性はあるが、専用ACアダプターを携帯しなければならないうえ、USB Type-Cハブを左側にしか挿せないなど、不便なことがある。

本体天面。アルミニウム素材の天面の高級感は上位モデルと同等だ

本体底面。ゴム足はどちらもバータイプ

12.4インチディスプレーの画面比率は3:2なので、ウェブサイトや書類の上下の見通しがいい。コンテンツ視聴よりもドキュメント作成に重きを置いた仕様だ

ディスプレーの四隅は丸みを帯びており、柔らかな印象を与えている

キーボードは83キーの日本語仕様のみ。「あ」キー(IMEオン)、「A」キー(IMEオフ)を追加した新たなレイアウトが採用されている。キーピッチは実測18.5mm前後

キーストロークは1.3mm

本体前面(上)と本体背面(下)。本体背面の左側に排気口が用意されている

右側面(上)にSurface Connectポート×1、左側面(下)にUSB Type-A×1、USB Type-C×1、3.5mmヘッドフォンジャックが配置されている。メモリーカードスロットは非搭載だ

ディスプレーの最大展開角度は実測136度

パッケージには、Surface Laptop Go、39W電源アダプター、クイックスタートガイド、安全性および保証に関するドキュメント、PCリサイクル(家庭向け)について、「Office Home and Business 2019」ライセンスカードが同梱される

39W電源アダプターのコード長は実測145cm、電源ケーブルの長さは実測100cm

39W電源アダプターの仕様は入力100-240V~1.16A、出力15V/2.6A、容量39W

Surface Laptop Goの実測重量は1127.5g。カタログスペックより重いが製造時の個体差によるものと思われる

39W電源アダプターと電源ケーブルの合計重量は実測212.6g

新しい「あ」と「A」キーは使い勝手Good
ご時世なので指紋認証は必須なのである


 続きは「Surface Laptop Go 実機レビュー = PC好きのサブ機としてもお買い得なモバイルPCなのだ!!」でお楽しみください。

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