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PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「クラッシュ・バンディクー 4」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年11月03日 11時00分更新

「クラッシュ・バンディクー 4」ではゲームロード時間で効果あり

 さて、今回「BarraCuda 120 SSD(2TB)」で検証したのは、10月2日に発売された、アクティビジョンの「クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース」だ。PlayStationシリーズのゲームの歴史で、決して外すことのできないこのシリーズ。続編を望む声が大きかったが、ようやく初期3部作の続編として発売された。

 クラッシュの軽快な動きとおちゃめな表情が魅力的なアクションゲーム。基本的なゲーム内容は踏襲されているが、操作やブロックがいろいろとパワーアップ。ネオ・コルテックスたちは漂着した惑星マルチバースを征服しようと、またも悪巧みしており、クラッシュと仲間は「4つのマスク」を集めて、マルチバースを救うお話だ。

 アクションゲームだが、容量は45.32GBとなかなかのサイズ。ステージごとにロードが発生するので、いかにロード時間を短縮できるかがポイントだ。

「クラッシュ・バンディクー 4」のイメージカット。

 今回検証したバージョンは1.04。検証したのは起動してからタイトル画面が表示されるまでの「ゲームの起動時間」と、「つづき」を選択してシングルプレイのゲームがスタートするまでの「ゲームロード時間」2つだ。PS4のシステムは8.00で検証している。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約5秒、ゲームロード時間は約7秒の短縮となった。さすがに1ステージで読み込むデータ量は多くないのか、ロード時間は20秒にも満たないなか、それでも7秒縮めたと考えれば、それだけでも効果は大きい。ステージごとにロードが発生するため、それが積み重なっていくと、かなり時間を得することになる。やはりSSDへの換装が快適なゲームプレイをもたらしてくれる。

 今回は、ゲームロード時間が短縮され、快適なプレイ環境にしてくれた。まだまだ現役で行きそうなPS4のためにも、まず大容量SSDへの換装はすべき。「BarraCuda 120 SSD」は500GBモデルが7000円前後で手に入るが、1TBの容量が1万3000円前後で手に入るので、1TBモデルを強くオススメする。

 今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねていく予定だ。なお、SSDやHDDはファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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