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FLIR社のサーモカメラで2cmまで寄れる専用の接写レンズが登場

2020年10月31日 10時00分更新

 フリアーシステムズのサーモグラフィーカメラで接写が可能になる、同人ハードの接写レンズ「LW-ML00」が家電のケンちゃんに入荷。2万6400円で販売中だ。

FLIR社のサーモカメラに対応した接写レンズというニッチな同人ハードが販売中だ

 フリアー社のサーモグラフィーカメラ「FLIR Ex」シリーズに対応した、ありそうでなかった接写レンズ。サークル「AtelierErrer」が手がけた製品で、レンズユニットは3Dプリンター製。これをサーモカメラに取り付けることで、最小焦点距離を50cmから2cmまで近付けることができる。

 レーザーフォーカスレンズを使用したレンズユニットで、FLIR Exシリーズの「E4/E5/E6/E8」に対応。ユニットをレンズ部の凹みにはめ込むことで、サーモカメラの接写が可能になる。

最小焦点距離は本来50cmのところ、2cmまで寄せて観察・撮影できる

ユニットは3Dプリンター製で、レーザーフォーカスレンズを採用。取り付けはカメラ本体にはめ込むだけ

 レンズユニットが使用できるのは、FLIR Exシリーズのサーマルモードのみ。他のモードでは使用できない点には注意しよう。なお、販売している家電のケンちゃんではサンプルを用意しており、「所有のFLIR Exシリーズを持参してくれれば、実際に装着して使用感を試してもらうこともできる」とのこと。興味がある人は店頭でチェックしてみよう。

 

【取材協力】

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