テレワークやリモート学習が普通になった"新しい生活様式"で、従来よりさらに多くの人にPCが必要になってきた。そうした中で、使い勝手のいいノートPCを選ぶ人は多いだろう。会社や学校に限らず、図書館など外出先で使うこともでき、自宅内でも場所を選ばず使用できるのは魅力だ。ただ、その選択肢は多種多様で、自分で選ぶのはなかなか難しい。
TSUKUMOオリジナルBTO PCブランド「eX.computer」も、ゲーミング向けを含めて、数多くのノートPCをラインアップしており、先日レビューが掲載された「eX.computer note N1400L500T/BK」のように、6万円台で購入できる14インチノートPCも用意している。そんなeX.computerのノートPCのなかから、今回は9月に投入された12万円台から選べる「G-GEAR note N1547K」シリーズを紹介したい。
シルバーカラーの筐体に、6コア/12スレッドCPUの「Core i7-10750H」と、dGPUに「GeForce GTX 1650」を搭載しており、日常的なウェブブラウジングやビジネス用途オフィスアプリ、カジュアルゲーミングまで、“10万円台前半で、さまざまな用途に使えるノートPCが欲しい”という人にマッチした1台と言える。
今回、そんな「G-GEAR note N1547K」シリーズの上位モデルで、16GBメインメモリーと500GB NVMe M.2 SSDを採用する「N1547K-710/T」をお借りしたので、レビューしていきたい。
シックでかっこいいシルバー筐体を採用
まずは「G-GEAR note N1547K」シリーズの外観を眺めていこう。ブラックベースが多いBTOノートPCだが、「G-GEAR note N1547K」シリーズではグレーに近いシルバーの筐体を採用しているほか、ゲーミング向けモデルとしてはシンプルなデザインの天板になっている。10万円台だけあって、チープ感を感じさせないデザインになっており、リビングのインテリアにもマッチしやすいだろう。
筐体サイズは15.6インチなので常に持ち歩くには厳しいが、「G-GEAR note N1547K」シリーズは、一般的な15.6インチ製品や第9世代Core i7を採用する前モデル「G-GEAR note N1546K」と比べても、若干コンパクトな幅359.5×奥行き238×厚さ21.9mmで、重量も2kgアンダーの1.98kg(実測、ACアダプター含まず)になっている。
自宅のリビングや、書斎などに置いて据え置きで使うのがベターだが、同じ場所で1人で作業していると疲れてしまうテレワークの息抜きに、近くのカフェに持って行って作業するといったこともできなくはないサイズと重さだ。
テンキーと充実のインターフェースも魅力
キーボードーはゲーミング向けらしく、フルカラーLEDバックライトを内蔵しているほか、表計算などの作業に便利なテンキーが備わっている。キーピッチは18mmと一般的で、カーソルキーも備えているが、「>」や「右Alt」など右側下段の一部キーサイズは小さくなっている。使い始めは多少戸惑うと思うが、そんなに時間を掛けずに慣れることができるレイアウトだろう。また、キーパッドは操作しやすい大型タイプで、カチッとしたクリック感になっている。
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