週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

9年の時を経て復活!ハチャメチャオープンワールドアクション「セインツロウ ザ・サード:リマスタード」先行プレイレポート

2020年10月29日 11時00分更新

文● 松野将太 編集● ASCII
sponsored

バカバカしくも本格的なオープンワールドアクション

主人公たちは敵対する「シンジケート」壊滅のために大都市「スティールポート」で行動を開始する

 ここからは、ゲーム本編の内容について解説していこう。本作の舞台となるのは、ドラッグや銃が溢れる大規模な犯罪都市「スティールポート」。主人公はストリートギャング「サード・ストリート・セインツ」のリーダーであり、前作「セインツロウ2」で都市「スティルウォーター」を支配した彼と仲間たちが、世界的な犯罪組織「シンジケート」との抗争に突入、シンジケートの本拠地である「スティールポート」に降り立つところから物語は始まる。

かなり詳細なキャラメイクが可能。なお、ゲーム開始後には美容整形(?)により有料でキャラメイクをやり直せる(性別などもあとから変更可)

 ちなみに本作では、序盤のチュートリアルミッションをクリアすることで主人公の容姿をカスタマイズ可能だ。変更可能な項目は性別や身長、体形、顔、声、性格など多岐に渡り、声や性別、性格といった要素を選ぶことで、作中でのセリフや登場人物との関係が微妙に異なってくる。とはいえ、ゲーム的に有利・不利が生まれるわけではないため、好きな容姿でキャラクターを作成すればOKだろう。

オープンワールドマップ上でミッションを進行することでゲームが進行。クリアを目指すならひたすらミッションを受けていけばOK

 ゲーム開始直後など一部のミッションを除き、本作はオープンワールドの「スティールポート」マップ上でゲームが進行する。ストーリーはミッション形式で進むため、序盤はとりあず携帯電話からミッションを選択し、受託していくといい。ただし、本作はオリジナル版でDLCとして提供されていたミッションも初期から受注可能となっており、「ゲンキ博士の黙示録」など一部ミッションはそれなりに高難易度となっているため、注意が必要だ。

本筋に関わらないアクティビティーやデバージョンはいくつも用意されている。ミッションも含め、クリアしていくことでリスペクト(レベルと経験値)や現金を獲得できる

 オープンワールドゲームにはつきものだが、メインミッションの他、様々なアクティビティーも用意されている。内容はギャングらしく破天荒で、当たり屋まがいの行為により保険金を稼ぐ「保険金詐欺」、戦車に乗って街をひたすら破壊する「タンクメイヘム」、仮想空間で実施されるバイクレース「ファイヤーレース」など種類も様々。

 さらに、特定条件を満たすことで様々なチャレンジが可能な「デバージョン」も。こちらは特定ロケーションでビークルによるアクロバットな操縦を行なう「スタント」、街中を裸で疾走する「ストリーキング」など、ちょっと変わったものが含まれている。メインミッションやこれらのアクティビティー、デバージョンをこなしていくことで、主人公はリスペクト(レベルと経験値)や現金を獲得可能だ。

車の改造はかなり凝っているので、あれこれ付け替えているだけでも楽しい。あまり見つける機会がないレアな車なども実装されており、コレクションするのもいい

 マップはかなり広いので、移動手段は基本的には車やヘリといったビークルになる。車類は道端に停まっているものや、道路を走っているものをハイジャックして入手し、自分のアジトにあるガレージに入庫することで所有できる。ちなみに、カーショップを訪れることで車を修理したり、車の外観や性能をカスタマイズできる。外観に関しては、車体カラーだけでなくホイールの種類やタイヤの大きさに至るまで、詳細なカスタマイズが可能なため、気に入った車は積極的に自分好みにしていくといいだろう。

外観カスタマイズも可能。自分好みの見た目を目指そう

 また、街中には衣服店やガンショップ、美容外科など主人公が利用できるショップが複数存在しており、それぞれ衣服やアクセサリー、各種銃器、主人公のキャラメイクのやり直しが可能となっている。特にガンショップは攻略に関わるため、頻繁に利用することになるだろう。ミッションクリアによって解放される銃器も存在するため、こまめに見ておくのが有効だ。もちろん本作らしく、とんでもない外見や性能の銃も用意されている。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事