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薄型・軽量&ハイスペックな 「ASUS Chromebook Flip C436」は普段使いノートにベスト

2020年10月26日 12時00分更新

 ASUS JAPANは、「Chromebook Flip C436」の国内販売を10月28日に開始すると発表した。2019年のCESで発表されたフリップスタイルのノートPCで、アメリカでは2020年3月末に発売されていたもの。これまで日本では購入できなかったのだが、やっとお目見えしたというわけだ。今回はテスト機をお借りできたので、一足早くレビューをお届けする。

フリップスタイルのChromebook「Flip C436」が日本でも発売された

Chromebookでも指紋認証&高性能を使いたい人にオススメ!

 Chromebookはグーグルが開発したChrome OSを搭載したノートPCだ。WindowsやMacではない、というのが最大の特徴。同じくグーグルが開発したスマホのAndroid向けアプリを利用できる。とにかくOSが軽く、電源を入れたらすぐに使えるようになる。強固なセキュリティーを備えているうえ、独自OSなので基本的にはユーザーによるウィルス対策は不要。そのままの環境で安全に使い続けられる。

 Chromebookは2011年に登場し、2014年には国内でも販売されたのだが、あまり話題にならなかった。しかし、Chromebookは進化を続け、2018年頃から文教市場で導入が急速に進んでいる。2020年文部科学省が進めるGIGAスクールで、「児童生徒1人1台コンピュータ」を導入するというのも追い風になっている。

 コンシューマ市場ももちろんターゲットにしており、2020年2月から、ネットだけでなくテレビでもChromebookのCMが流れたので、ご覧になった方も多いだろう。

 台湾のPCメーカー・ASUSは2014年からChromebook市場に参入している。筆者も数ヵ月前に「Chromebook Flip C434」を購入して、仕事に活用している。

 今回発売する「ASUS Chromebook Flip C436」はその後継モデルで、14インチのChromebookとなる。ディスプレーが360度回転するフリップタイプを採用しており、ディスプレーのベゼルが狭額タイプになっているのもポイント。本体サイズを小さくするためだけでなく、見た目もいい。

 なんと、重さは1.15kgととても軽い。本体サイズは幅319.5×奥行き208×高さ13.76mmととても薄い。天板や底面、パームレストはマグネシウム合金製で剛性感はしっかりあるので、やわな感じはしない。

「ASUS Chromebook Flip C436」

ディスプレーが360度回転するのでテントスタイルもOK

キーボードを下にしてディスプレーのみを前面に出すこともできる

 インターフェースもきちんと揃えている。左側面にはUSB 3.1 Type-C、ヘッドホン端子、音量調節ボタン、電源ボタンを搭載。右側面にはUSB 3.1 Type-CとmicroSDカードリーダーを備える。なお、両側のUSB Type-C端子はPD充電にも対応する。

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