文字通り巨大な「Rakuten BIG」
5Gの速度テストも実施!
楽天モバイルの5Gサービス開始に合わせて発売された「Rakuten BIG」。6.9型の大型ディスプレーにフロントカメラを埋め込んだ世界初のスマートフォンだ。気になるフロントカメラの性能などを試してみた。
Rakuten BIGは本体サイズ約80×174×9mm、重量約227gと大型化する最近のスマートフォンの中でも群を抜いてサイズの大きい製品だ。ディスプレーは6.9型(2460×1080ドット)、7型に近い大きは他社品でもなかなかない。指紋認証センサーはディスプレーに内蔵されている。背面は4つのカメラが縦に並び、中央には楽天のロゴが入る。カメラはあまり主張をしないデザインで、これは昨年までのトレンドだ。カメラのでっぱり部分は1mm弱程度。
本体側面は右側に電源ボタンとボリュームボタンを備える。本体下部にはUSB Type-C端子とスピーカーが並ぶ。カードスロットは本品がeSIMのみに対応することから、microSDカードのみが利用できる。カードトレイはnanoSIMが本来乗るところが埋められた形状になっている。これはRakuten BIGがZTEのAXON 20 5Gをベースにしていると推測されており、カードスロット周りの設計を共通化したためだからだろう。
チップセットはSnapdragon 765Gを搭載、メモリー6GB、ストレージは128GB。バッテリーは4000mAhと比較的大型だ。Geekbech 5のスコアはシングルコアが291、デュアルコアが1030。他社の同等スペックモデルと比べるとやや値は低いようだ。
5Gのテストは楽天モバイルの5Gエリアがまだ狭く、本体を購入した楽天モバイル二子玉川店で行なった。28GHzのミリ波(バンドn257)を受けて実測300~400Mbpsだった。
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