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小売とメーカーのセールスリフトを実現

「広告×販促×店頭」が連動する逆算型OMOプラットフォーム「Urumo OMO」がリリース

2020年10月22日 18時00分更新

「Urumo OMO」コンセプトマップ

 フェズは10月14日、逆算型OMOプラットフォーム「Urumo OMO」の提供を開始した。

 小売業界におけるオンラインデータにくわえ、オフラインにおける実店舗の購買データや位置データ、店頭データから逆算して、小売およびメーカーの「セールスリフト」をワンストップで実現させるとうたう。セールスリフトとは、小売とメーカーの売上要素を向上させることを意味する。

逆算型マーケティング

 従来の認知やリーチを重視するマスマーケティングの手法に対して、Urumo OMOでは購買データや位置データ、店頭データに基づいて、小売業界に精通した独自の分析ロジックを構築し、戦略および施策を提案する。

 これによりオフラインでの購買行動をとらえ、新規顧客への来店・購買促進や、既存顧客へのアップセルを狙った購買促進を、「広告×販促×店頭」を連動させて、消費者接点の全体最適化を図ることにより実現するという。

「Urumo OMO」サービス概要

 Urumo OMOは、実店舗での購買データや位置データなどを基に分析・戦略立案をするため、「広告×販促×店頭」各ジャンルをはじめとする多数の企業とパートナーシップを組んでいるという。

 たとえば、複数のドラッグストアとパートナーシップを組むことで、約4400万の小売IDと連携が可能になり、各小売から許諾を得た際に利用可能となった(9月末時点)。また、True Dataと市場統計データでの連携や、ポイントパートナー事業社などとも購買データ活用、ポイント事業での連携を実現した。

 フェズは今後、広告・販促・店頭すべてをデータで可視化して消費者の目線に立ち考える、セールスリフトを軸としたリテイルテック市場を創っていきたいと考えているとのこと。そのために、小売業界の構造を変革するという3つの切り口を実行するとのこと。

 1.フェズのプラットフォームで消費者のニーズを的確にとらえ、集客を強化し、小売の売上を増加する

 2.データに基づいた販売促進活動を促すことで、業務の無駄を削減して販管費を圧縮

 3.小売の資産を活用して、物の売買差益ではない、新しいビジネスモデルを創り、営業利益を改善する

Urumo OMOを紹介するオンラインセミナーを11月5日に開催

 フェズは、自社やUrumo OMOを紹介する無料オンラインセミナーも開催する。開催日時は11月5日15時00分~16時00分。

 セミナーには、同社執行役員の井本 悠樹氏と、社長室室長の安藤 尚人氏が登壇する。参加費は無料。申し込みはこちらから。

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