週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

133gのiPhone 12 mini スマホに小型軽量のトレンドが来るなら大万歳【スマホ総研オカモト】

2020年10月15日 08時00分更新

 iPhone 12の4モデルが登場、小型バージョンの名称は「iPhone 12 mini」、Touch IDの復活もFace IDの進化も特になかったこともあり、正直なところ驚きはさほどない発表会でした。でも、iPhone 12 miniのスペックを見て、あらためてインパクトを感じました。横幅はiPhone 8や6などより一回り以上小さい64.2mm、重量も133gと来ています。これは軽くて小さい。

iPhone 12 miniのサイズに、現在のハイエンドスマホクラスの性能を詰め込んだことは単純にスゴいと思います

 アップルはこのiPhone 12 miniを、「smallest, thinnest, lightest」な5Gスマホと紹介していましたが、さらに軽くて小さな5Gスマホを開発すべく、アップを始めた人たちが世界のどこかにいるでしょうから、ずっとトップではないのでしょう。でも、さらにコンパクトな5Gスマホが出てくるかも、という状況は単純に楽しみですよね。

世界一をキープできるのはいつまででしょうか。でもiPhone 12 miniより小さな5Gスマホが出てきたら、それはそれでうれしいですよね

 個人的にはiPhone 12 miniのサイズでは小さすぎるので、その上の無印のiPhone 12が狙いですが、こちらもなかなか小型軽量です。前モデルのiPhone 11と比べると、横幅は75.7mm→71.5mmに、重量は194g→162g。30g超の軽量化はとても大きい。画面が大きいスマホは大好きですが、別に重いスマホは好きではないですから。もしかするとバッテリー容量も減っているのかもしれませんが、公式スペックの動作時間は同じ。ここは実機で試したい部分です。

 21世紀に入って、自動車が安全対策のために加速度的に重くなったと思ったら、技術革新や燃費対策で再び軽くなっていったように、スマホも(画面サイズはそのままで)薄型軽量に進むのなら大歓迎。特に今のスマホ業界で強さを発揮している中国勢は、1つのトレンドが出てくると、一斉にそっちの方向に進み出す傾向があるようにも見えるので、その意味でも2021年以降に期待です。

 というわけで、今回はiPhone 12を購入予定です。スペックだけなら、128GBからのスタートな分、実質的な価格差が約1万5000円のiPhone 12 Pro、いっそのことなら、さらにカメラが強化されたiPhone 12 Pro Maxだ! となるのがガジェット好きの宿命ですが、iPhone 12 ProはiPhone 12とは同サイズなのに25g重い。今回は軽さを重視して、あえてiPhone 12で行きます!

悩みはカラバリ。新色のブルーやグリーンが気になりますが、ブルーはProと似通っているし、グリーンは案外地味。個人的にはiPhone XRのイエローが一番のお気に入りでイエローが無くなったのが残念。PRODUCT(RED)はちょっと傾向が変わったので、今の気持ちではこれかなあと

 

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事