iPhone 12の4モデルが登場、小型バージョンの名称は「iPhone 12 mini」、Touch IDの復活もFace IDの進化も特になかったこともあり、正直なところ驚きはさほどない発表会でした。でも、iPhone 12 miniのスペックを見て、あらためてインパクトを感じました。横幅はiPhone 8や6などより一回り以上小さい64.2mm、重量も133gと来ています。これは軽くて小さい。
アップルはこのiPhone 12 miniを、「smallest, thinnest, lightest」な5Gスマホと紹介していましたが、さらに軽くて小さな5Gスマホを開発すべく、アップを始めた人たちが世界のどこかにいるでしょうから、ずっとトップではないのでしょう。でも、さらにコンパクトな5Gスマホが出てくるかも、という状況は単純に楽しみですよね。
個人的にはiPhone 12 miniのサイズでは小さすぎるので、その上の無印のiPhone 12が狙いですが、こちらもなかなか小型軽量です。前モデルのiPhone 11と比べると、横幅は75.7mm→71.5mmに、重量は194g→162g。30g超の軽量化はとても大きい。画面が大きいスマホは大好きですが、別に重いスマホは好きではないですから。もしかするとバッテリー容量も減っているのかもしれませんが、公式スペックの動作時間は同じ。ここは実機で試したい部分です。
21世紀に入って、自動車が安全対策のために加速度的に重くなったと思ったら、技術革新や燃費対策で再び軽くなっていったように、スマホも(画面サイズはそのままで)薄型軽量に進むのなら大歓迎。特に今のスマホ業界で強さを発揮している中国勢は、1つのトレンドが出てくると、一斉にそっちの方向に進み出す傾向があるようにも見えるので、その意味でも2021年以降に期待です。
というわけで、今回はiPhone 12を購入予定です。スペックだけなら、128GBからのスタートな分、実質的な価格差が約1万5000円のiPhone 12 Pro、いっそのことなら、さらにカメラが強化されたiPhone 12 Pro Maxだ! となるのがガジェット好きの宿命ですが、iPhone 12 ProはiPhone 12とは同サイズなのに25g重い。今回は軽さを重視して、あえてiPhone 12で行きます!
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