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特許庁、参加無料の「知財のミカタ~巡回特許庁~ in 秋田」を11月5日開催

2020年10月26日 10時00分更新

 特許庁は11月5日に「知財のミカタ~巡回特許庁 in 秋田~」を開催する。「知財のミカタ~巡回特許庁~」は全国9都市で開催中の特許庁のセミナーイベント。

 知財に対する、「自分には関係ない」、「難しそう」という“見方”を変え、知財を“味方”にすることをコンセプトに、特許庁は毎年、全国各地で「知財のミカタ~巡回特許庁~」を、参加無料で開催している。各分野の第一線で活躍する専門家を講師に迎え、知財の見方を変えるセミナーを行なう。

 今年度、東北地方では、あきたこまちや比内地鶏などの全国に誇る地域資源を有している秋田県において「デザイン・ブランディング」をテーマとする。デザイン・ブランディングは、自社の製品やサービスにいかに付加価値をつけるか、他社との差別化を図るかなど、多くの経営者が抱える課題の解決にも繋がると考えられる。

「令和2年度 知財のミカタ~巡回特許庁~」公式サイトより

 今年度は、全国9地域9都市(うち6都市が初開催)で開催し、地域を知財で盛り上げる。開催予定都市は、北海道旭川市、秋田県秋田市(初開催)、長野県(初開催)、富山県富山市(初開催)、大阪府大阪市、鳥取県米子市(初開催)、香川県高松市、宮崎県宮崎市(初開催)、沖縄県名護市(初開催)。開催日程、会場、プログラム詳細は「令和2年度 知財のミカタ~巡回特許庁~」特設サイトを参照のこと。

 「巡回特許庁 in 秋田」では、セッション1として「デザインが経営を強くする ~ユニ・チャームのデザイン経営~」を開催。また、「感性情報に基づく商品開発・ブランド経営」や「デザインと知財を活かす経営~ヤマモ味噌醤油醸造元 / 高茂合名会社の取り組みの実際~」も開催。

 参加費は無料で、詳細は特設サイトを参照のこと。なお、新型コロナウイルス感染症の状況により、開催形態の変更や中止となる可能性があるので、最新の開催情報についても特設サイトを確認してほしいとしている。

「知財のミカタ ~巡回特許庁 in 秋田~」概要

■開催日
 11月5日13時15分~17時15分

■開催場所
 秋田市文化会館(秋田県秋田市山王7丁目3番1号)

■開催プログラム
【セッション1】(13時15分~14時25分)
「デザインが経営を強くする ~ユニ・チャームのデザイン経営~」
ユニ・チャーム常務執行役員 岩田 淳 氏
特許庁審査業務部長・デザイン経営プロジェクトチームCDO補佐官 西垣 淳子

【セッション2】(14時35分~15時35分)
「感性情報に基づく商品開発・ブランド経営」
信州大学 学術研究・産学官連携推進機構 教授・学長補佐 林 靖人 氏

【セッション3】(15時45~16時45分)
「デザインと知財を活かす経営~ヤマモ味噌醤油醸造元 / 高茂合名会社の取り組みの実際~」
ヤマモ味噌醤油醸造元 / 高茂合名会社 常務取締役 高橋 泰 氏
公益財団法人あきた企業活性化センター 知財・デザイン支援課 武藤 貴臣 氏
日本弁理士会東北会 弁理士 齋藤 博子 氏

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