グーグルは10月6日、同社公式ブログなどで各種ツールを集約した「Google Workspace」を発表した。Gmail、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Meet、Chatなどのアプリケーションが含まれており、さらにアプリ間でのシームレスな連携を強化している。
同社では7月のNext OnAirにて、在宅ワークをより快適にする機能としてを発表されたもので、各アプリをまとめて単一のエクスペリエンスに統合した環境を、現在のところ企業向けユーザーを対象に提供。今後、数ヵ月以内に一般ユーザーにも利用可能にするとしている。
便利な新機能とし、チャットルーム内でリアルタイムに協力してドキュメントを編集できる機能や、ピクチャーインピクチャーでMeetに参加している人の顔が見える機能などが追加されている。
なお、Google Workspaceブランドの持つ連携性や利便性、柔軟性をアイコンにおいても表すとして、今後数週間以内にGmail、ドライブ、カレンダー、Meetのほか、同ファミリーの一部であるドキュメント、スプレッドシート、スライドなどの共同編集可能なコンテンツ作成ツールで新しい4色のアイコンが表示されるようになるという。
Google Workspaceの価格は、細かなサービス機能やクラウドストレージ容量、管理とセキュリティーコントロールが備わった幅広いプランを新たに提供。小規模事業者が利用しやすい「Business Starter」（月額680円／ユーザー）や、大規模なビデオ会議や容量の大きいクラウドストレージなどが用意される「Business Standard」（月額1360円／ユーザー）、Vaultやモバイル端末管理のようなセキュリティーやコンプライアンス機能の補強が必要な企業向け「Business Plus」（月額2040円／ユーザー）プランが用意される。
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