マイクロフォーサーズの本格的なムービーカメラ
パナソニックがキューブ型ムービーカム「LUMIX BGH1」発表 = ライブ配信からシネマ撮影まで、PCで複数台コントロールも可能!!
パナソニックは10月14日、LUMIXのマイクロフォーサーズ「GH」シリーズの動画専用カメラ「LUMIX BGH1」を発表した。
キューブ型デザインで、ムービー撮影に特化しているが、M4/3用レンズが装着できる。予想価格は税別で25万円前後で、11月19日に発売予定だ。
立方体のミニマルデザイン
マウントはもちろんGHでライブ配信からシネマ撮影まで
パナソニックはBGH1を「BOXスタイルカメラ」と呼んでいる。写真のとおり、立方体型で、正面にはレンズマウントと、その奥に撮像素子が見える。背面にはバッテリー装着部と接続端子類があるだけで、液晶モニターやEVFは搭載していない。大きなWEBカメラのようなデザインなのである。
サイズは幅93.0×高さ93.0×奥行78.0ミリなので、キューブとしては奥行きが短いことになる。重量は本体のみで約545グラムと、見た目より軽い。
搭載するセンサーはマイクロフォーサーズの1020万画素で、手振れ補正機構はない。動画はFHDから、4K、C4Kまでだが、60Pで4:2:2の10bit内部記録が可能となっている。
動画撮影時間はS1HやGH5Sと同様に無制限で、内部には冷却ファンを持つ。従来のLUMIXと異なるのはSDI出力端子を持つことである。
有線LAN端子に加え、Time Code IN/OUTはもちろん、GenLock IN、LANCターミナル、HDMI、USBタイプC、SDカードスロット×2、マイク、ヘッドホン端子を持つ。
動画のAF性能はS5で採用された新アルゴリズムを搭載し、リアルタイム認識が、顔はもちろん、後ろ姿にも対応する。
PC用のコントロールソフトとして、LUMIX Tether for Multicamが公開される予定で、最大12台のカメラを制御できるほか、USB用のSDKも公開予定となっている。
ACアダプターは同梱だが、バッテリーパック(AG-VBR59/89G/118G)とチャージャーは別売。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります