コスパ最強、4万円強のauのシャオミ製5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」はVlog撮影に便利
au初のシャオミ製スマホ「Mi 10 Lite 5G XIG01」
カメラも良くて5Gが使えて4万円台!
auから発売中のシャオミ「Mi 10 Lite 5G XIG01」は5Gに対応しながらも、5万円を切る価格で購入できる低価格な5Gスマートフォンだ(auオンラインストアだと一括払いで4万2740円)。シャオミは2019年12月に日本市場へ参入をはたしたのち、「Redmi Note 9S」「Mi Note 10 Lite」などコスパに優れたモデルを次々と発売してきた。Mi 10 Lite 5Gはシャオミ初の日本向け5Gスマートフォンであるだけではなく、同社初の日本キャリアモデルとなる。誰もが気軽に5Gを使えるスマートフォンとしてグローバルにも展開しているMi 10 Lite 5Gの実力をチェックしてみた。
Mi 10 Lite 5GはチップセットにSnapdragon 765Gを採用、メモリー6GB、ストレージ128GBを搭載するミッドハイレンジモデルだ。ディスプレーは約6.6型で2400x1800ドット、指紋認証センサーはこの価格帯のモデルとしては贅沢にも画面内指紋センサーを搭載している。またフロントカメラは2000万画素でディスプレー上部に埋め込まれた水滴型ノッチデザイン。AI顔認証にも対応する。
OSはAndroid 10ベースのMIUI 11で、アプリケーションドロワーのないiOSスタイル。追加したアプリはホーム画面に追加されていく。Mi 10 Lite 5Gはキャリアモデルのため、auのサービス関連アプリがフォルダに納められプリインストールされている。ホーム画面をキャリアアプリが埋め尽くしていない点は評価したい。
背面カラーはドリームホワイト(今回のレビューモデル)とコズミックグレーの2色。ドリームホワイトは左右にグラデーションをかけた、ここ1~2年の中国スマートフォンで一般的なカラー仕上げ。カメラは長方形の台座に4つとLEDフラッシュをまとめている。
インターフェースまわりはオーソドックスなデザイン
本体のインターフェースは一般的なもの。下部にUSB Type-C端子とマイク、スピーカーを備える。nanoSIMスロットはシングル対応だが、引き出してみると本来2枚入るトレイの奥側が埋められている。日本向けモデルはDSDVではなくシングルSIMモデルだが、トレイ部分は簡易的な処理でシングルSIM化されている。
本体上部には3.5mmヘッドフォンジャックを備える。なお、赤外線リモコン機能も内蔵されており、プリインストールアプリ「Mi リモート」を使ってTVなどの家電を赤外線でコントロールできる。レガシーな機能だが意外と便利な機能ではないだろうか。日本製のTVやデジカメにも対応する。
本体サイズは約75x164x8.7mm、重さは193g。6.6型ディスプレー搭載モデルとしては一般的。本体側面は裏面側が曲面処理されており握りやすい。
背面カメラ部分の厚みは1mm以下であまり目立たず、付属のケース(抗菌処理)をつければさらに目立たなくなる。美しい表面仕上げだが指紋の跡がやや目立つので、ケースをつけて使うのがよさそうだ。
日本でのライバルは「HUAWEI P40 lite 5G」
ブラウザーや地図、SNSやカメラを使う分には特にストレスは感じない。中国ではMIUI12へのアップグレードも始まっており、いずれ日本・グローバルモデルにも適応されるだろう。全体的なスペックと価格を考えると、日本国内でのライバル機はファーウェイ「HUAWEI P40 lite 5G」となるだろうか。
Geekbench 5のスコアはSnapdragon 765G搭載モデルとして標準的なものだ。
Mi 10 Lite 5Gはauの5Gネットワークに対応している。Sub6のみに対応し、ミリ波は非対応だ。5Gの速度テストをしたところ、最高速度は約650Mbps。ネット上の情報を見るとauの5G回線は1Gbpsを余裕で出すようだが、まだ利用できるエリアが少ない。今回はau UENO店内でテストをしたが、別のエリアに行けば1Gbpsも体験できそうだ。
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