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スタディPCのポイント5つと、おすすめの学習ソフト&サービスも紹介

5万円台とコスパに優れ学割も適用可能! 教育ライターが考えるスタディPC「mouse E10」の活用方法とは

2020年10月06日 11時00分更新

文● 相川いずみ 編集●市川/ASCII
提供: マウスコンピューター

マウスコンピューターが販売するスタディパソコン「mouse E10」

 「今後の学びは、オンラインとリアルのハイブリッドになる」。

 そう考えている学校関係者は少なくない。コロナ禍によって余儀なくされた今年の休校措置だったが、授業の動画をオンデマンドで配信したり、ZoomやMicrosoft Teamsを使ったオンライン授業を行なったりと、これまでにない学び方をしたことで、オンラインの活用に注目が集まっている。

 文部科学省が、「1人1台」の学習用コンピューターの整備を推進する「GIGAスクール構想」を今年度中に実施できるよう進めているなど、ICTを活用した教育はこれからますます学校現場に浸透していく。そんななかで、家庭でも子どもにデジタルの力を身に付けたいと考えている保護者も多いだろう。そのひとつの方法が、子ども専用の「スタディパソコン」を持たせることだ。

 そこで、今回はスタディパソコンとして販売されているマウスコンピューターの「mouse E10」を実際に小学生の息子を持ち、教育ライターとして活動する筆者がその使い勝手と活用方法を紹介したい。今回取り扱う「mouse E10」の基本構成は以下のとおり。

「mouse E10」の主なスペック
CPU インテル Celeron N4100 プロセッサー
(4コア/4スレッド、1.10GHz~2.40GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 600
メモリー 4GB(オンボード、LPDDR4-2400)
ストレージ 64GB eMMC
ディスプレー 10.1インチ グレア(1280×800ドット)
インターフェース micro HDMI×1、USB 3.0(Type-C)×1、USB 2.0(micro-B)×1、ヘッドセット端子×1、microSDメモリーカード
通信規格 Wi-Fi(IEEE 802.11ac/ a/ b/ g/ n)+Bluetooth 5.0
ウェブカメラ イン:200万画素(スライドシャッター付き)、アウト:200万画素
サイズ 274(W)×206(D)×18.9(H)mm
(キーボードカバー含む)
重量 約1.28kg(キーボードカバー含む)
バッテリー駆動時間 約12時間
OS Windows 10 Pro(64bit)

家庭で使う初めてのスタディパソコンは5つのポイントを押さえよう

 一口にスタディパソコンといってもその用途はさまざまで、調べものに使うのか、デジタルの学習教材を使うのか、オンライン授業を受けるのかによって、求めるパソコンのスペックは異なってくる。とはいえ、まずは1台買ってパソコンに触れることで、キーボードやインターネットの使い方に慣れていくのもよいだろう。

 スタディパソコンとしてのポイントは以下の5つだ。

1.堅牢性、防滴防塵であること

側面のインターフェース。青いカバーを閉じれば、内部はしっかりと守られる

 子どもがパソコンを使う際に気になるのが「壊してしまうのでは……」という点だ。mouse E10は本体側面がカバーで覆われており、約76センチからの落下テストをクリアしているという。100%安心とはいえないが、家の中でちょっと落としたぐらいでは壊れづらい堅牢性を備えている点は非常に安心できる。また、側面のカバーはインターフェースに水滴やほこりが入るのを防ぐ役割も担っている。

2.2in1でタブレットとしても使え、キーボードの練習もできる

キーボードと分離すると、スタンド付きのタブレットになる

ひとつひとつのキーはほどよい深さのストロークがあり、打ちやすい

 スマホネイティブ世代の子どもたちには、指でタッチするタブレットのほうが直感的にやりやすいと思うかもしれないが、それもケースバイケースで、キーボードも意外に低学年から使えるという実践報告も複数の学校からあがっている。mouse E10はキーボードを外せばタブレットとしても使用できるうえ、付属のスタイラスペンを使用すれば、絵を描いたり、漢字の書き取りをしたりする際も重宝する。

3.2つのカメラ搭載で撮影やオンライン授業に対応

 休校によってやむなく始まったオンライン授業だったが、「オンラインだから参加しやすい」「リアルとは違った方法で学べる」といった利点もあり、休校が終わったあとも、取り入れている学校も少なくない。また、ピアノや英会話といった習い事でもオンラインコースを始めた教室が増えている。

 デスクトップパソコンには別途ウェブカメラが必要だが、mouse E10にはインとアウトの2個のカメラが搭載されているので、オンライン授業はもちろん、タブレットとして手軽に撮影することも可能だ。

4.最長12時間の長持ちバッテリー

 バッテリーの駆動時間も重要だ。自宅で使う場合は気にならないと思うかもしれないが、子どもに使わせてみると充電を忘れて慌てるというケースが多い。また、一度フル充電しておけば、半日の外出や電源ケーブルが届かない部屋などでも気軽に使うことができる。

5.価格が安い

 パソコンは数年最初の1台として、できるだけコストを抑えたい。兄弟分購入したいという人には、数万円台で買えるノートパソコンが安心だ。mouse E10の価格は送料込みで5万8080円だが、「マウスの学割」を使えばさらに3000円(税別)引きとなる点もうれしい。なお、マウスの学割の対象期間は2020年12月31日まで。

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