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PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「アベンジャーズ」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年10月01日 17時00分更新

「アベンジャーズ」ではゲームロード時間ほぼ半減

 さて、今回「BarraCuda 120 SSD(2TB)」で検証したのは、9月4日に発売された、スクウェア・エニックスの「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」だ。マーベル・コミックスのスーパーヒーローたちが集結した「アベンジャーズ」シリーズは、映画としては2019年に「アベンジャーズ/エンドゲーム」で完結したが、本ゲームは完全オリジナルストーリーとなっている。

キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ハルク、ブラック・ウィドウ、ソーの5人が、サンフランシスコでイベント「A-Day」を開催。そんな中、タスクマスター率いる傭兵たちが街を襲撃される。アベンジャーズは反撃に向かうものの街は壊滅状態となり、責任を問われたアベンジャーズは、この地から去ることとなる。それから5年の月日が流れ、世界の危機が迫り再びアベンジャーズが再集結することになる。

さまざまなスーパーヒーローを操り、ミッションをクリアしていくのだが、豪快に敵を打ち砕いていく爽快感は、かなり楽しめる。オンラインでのウォーゾーン・ミッションでは最大4人での協力プレイが可能。今後、新たなストーリーや新ヒーローが追加される予定で、PS5版に無料でアップグレード可能なため、今買っても損はないはずだ。

「アベンジャーズ」のイメージカット。

 今回検証したバージョンは1.08で、容量は58.92GBとかなり多め。検証したのは起動してからオープニング画面が表示されるまでの「ゲームの起動時間」と、オープニング画面からメインメニュー表示までの「メインメニュー表示時間」、キャンペーンを選択してゲームがスタートするまでの「ゲームロード時間」3つだ。PS4のシステムは7.55で検証している。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約5秒、メインメニュー表示時間は約9秒とこれだけでも結構短縮。そしてゲームロード時間に至っては約25秒とほぼ半減する短縮っぷりだった。プレイを進行するときやライフが0になってリスタートするときでもロードが発生するため、SSDにしないとかなりキツイはずだ。

 今回は、SSDにすることでゲームロード時間で大幅に短縮され、快適なプレイ環境を提供してくれる。今後、追加ストーリーやヒーローの登場で、どんどん容量は膨らんでいくため、このゲームをプレイするなら、まず大容量SSDへの換装は必須。「BarraCuda 120 SSD」は500GBモデルが7000円前後で手に入るが、1TBの容量が1万3000円前後で手に入るので、1TBモデルを強くオススメする。

 今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねていく予定だ。なお、SSDやHDDはファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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