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車載用EVバッテリーを搭載

本格派ハイレゾプレーヤーの新ブランドKontinumが日本上陸、K100を発売

2020年09月17日 18時20分更新

 ホワイトストーン・ジャパンは9月14日、韓国のKontinumが開発したハイレゾプレーヤー「K100」の取り扱いを開始すると発表した。

 Kontinumは、Astell&Kernを手掛ける韓国アイリバーの元CEO、ジェームズ・リー氏が独立して立ち上げた会社で、K100はその第1弾製品となる。オーディオプレイヤー にとって重要な「電源」から発想し、新次元の音楽体験を提案する製品としている。

 発売中で、価格はオープンプライス。店頭での販売価格は15万8000円(税抜)程度になる見込み。

据え置き機に匹敵する高音質・高出力

 既報の通り、本体には旭化成エレクトロニクス(AKM)の「AK4497EQAKM」をデュアル搭載。また、XMOSチップを採用し、最大384kHz/32bitのPCM音源、最大11.2MHzのDSD音源のネイティブ再生が可能となっている。また、MQAのフルデコードにも対応する。バランス駆動にももちろん対応し、2.5mm4極と4.4mm5極の2系統に加え、アンバランス駆動用の3.5mm3極端子(LINE-OUT/光デジタル出力兼用)も持つ。USB Type-C端子は、デジタル出力対応で外部DACと接続できる。

 アンプ部はバランス駆動時8.0Vrms、アンバランス駆動時4.0Vrmsと高出力。

 特徴は交換可能なバッテリーだ。21700サイズ(直径21×長さ70mm)/4900mAhのリチウムイオン充電池を採用。劣化しても交換しやすい設計となっている。また、もともと電気自動車用に開発した規格であり、安全性を確保し、長期にわたって入手しやすいものとなっている。バッテリーボックスは基板とは離して設置するなど、放熱・発熱にも配慮した設計だ。これがデザイン上の特徴にもなっている。

 なお、本体は縦横どちらの向きでも利用できる。ほか、付属の革製スタンドを使うことで机などに縦向きで設置できる。本体にウェストポーチが付属する点は珍しい。

 液晶ディスプレーは5インチ(IPS方式)。内蔵ストレージは128GB。microSDカードスロットを1基備える。ディープスリープモードを備え、待機時のバッテリー消費を抑える仕組みとなっている。また、Wi-Fi(IEEE 802.11n)機能やBluetooth 4.0での接続も可能となっている。OSはカスタマイズしたAndroidで、APKファイルの追加によって音楽ストリーミングサービスの利用も可能だ。

 本体サイズは幅82.5×奥行き34.5×高さ133.5mmで、重量は295g。

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