ベクノスは9月16日、ペン型の全天球カメラ「IQUI(イクイ)」を、10月1日から発売すると発表した。
ベクノスは、リコーが2013年に発売した民生用全天球カメラの事業立ち上げメンバーが中心となって2019年に発足した、リコー発のスタートアップ企業。IQUIは、ベクノス発足後の第一弾製品となる。
「さまざまなライフスタイルに溶け込み、普段使いで楽しく全天球画像を楽しめる」という基本設計思想に基づいて開発。思いついたときにバッグやポケットから取り出し、特別な瞬間、何気ない日常を全天球画像としてキャプチャーするという使い方を実現するため、スリムさ、コンパクトさにこだわった。
手へのなじみやすさ、軽さも特徴。 本体操作は3つのボタン(電源ボタン、シャッターボタン、写真/動画モード切り替えボタン)で実施する。電源ボタンを押せば瞬時に立ち上がるため、待ち時間なく撮影が可能であるとし、フルオートでの撮影にも対応する。
スマートフォン用アプリ「IQUISPIN(イクイスピン)」との併用で、IQUIとスマホとの接続、データ転送、スマホからのIQUIの遠隔操作が可能になる。IQUIで撮影した写真に動きやエフェクトなどを付加したショートビデオの作成、SNSでの共有にも対応する。
国内では、Amazon.co.jp、b8ta Tokyo – Yurakucho、b8ta Tokyo – Shinjuku Marui、二子玉川 蔦屋家電で販売を開始し、順次販路を拡大していく予定。価格は2万9800円(税抜き)。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります