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計77社がサポート

アマゾン、音声アシスタントの相互運用プログラムに新たに38社が参加

2020年09月14日 17時30分更新

「Voice Interoperability Initiative(VII)」に38社が新たに参加

 米アマゾンは9月9日(米国時間)、「Voice Interoperability Initiative(VII)」に、DolbyやFacebook、Garmin、Xiaomiのほか38社が新たに参加し、計77社がサポートすると発表した。VIIとは、ひとつのデバイスにAmazon Alexaなど複数の音声アシスタントを同時に搭載し、ユーザーがより柔軟に使用する音声アシスタントを選択できるようなデバイス開発を推進するプログラムで、2019年秋にAmazonが30社以上のテクノロジー企業と発表した。

 新たな企業の参加に加えて、VIIでは、デバイスメーカー各社が複数の音声アシスタントを搭載する製品を開発する際に参照できる、設計上の推奨事項が記載された「Multi-Agent Design Guide」の第1版を公開した。

 ガイドでは、複数の音声アシスタントを搭載するデバイスで、ユーザーがより柔軟に選択できるよう複数のウェイクワードを同時に使用できるよう設計することを推奨する「Customer Choice and Agent Invocation(ユーザーの選択と音声アシスタントの呼び出し)」のほか、ユーザーと音声アシスタントとの快適な対話を提供するための基本的な動作を説明する「Multi-agent Experiences(複数の音声アシスタント体験)」や、「Privacy & Security(プライバシーとセキュリティ)」の3つの主要なトピックを紹介している。

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