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EMEAのe-SportsディレクターであるFrancois-Xavier Deniele氏にもインタビュー

R6S最強の国を決めるワールドカップ開催決定、アンバサダーの元NBA選手のトニー・パーカー氏にインタビュー

2020年09月17日 16時00分更新

「レインボーシックス ワールドカップ」が開催決定!

 ユービーアイソフトは9月11日に、同社のゲームタイトルの最新情報や発表を行う番組「UBISOFT FORWARD」を配信した。その中で、タクティカルシューター「レインボーシックス シージ」(以下、R6S)の頂点に立つ国を決める「レインボーシックス ワールドカップ」が、2021年夏に開催されることが発表された。

 現在、ヨーロッパ、北米、ラテンアメリカ、APACの4リージョンにて、40のプロチームがしのぎを削っている。各リージョンで熱い戦いを繰り広げ、勝ち残ったチームのみ出場の切符を手にする大舞台「Six Major」「Six Invitational」は、日本では深夜帯での試合にも関わらず多くの視聴者が見守る大会になった。

 しかし、以上の大会を観ていると、私のなかである疑問が出てきた。もし、日本で、世界でeスポーツチームという枠を取っ払ってチームを作ったら、いったいどれくらい強いのか、どの国が強いかということだ。今回発表されたレインボーシックス ワールドカップは、まさにそれが明らかになる、激熱な大会になるのだ。

日本はファイナルステージ出場決定のシード枠!

大会概要

 レインボーシックス ワールドカップは、全45ヵ国・地域が参加。そのうち、14の国はシードとして直接2021年夏のファイナルステージへの出場が決定している。ファイナルステージに出場できるのは20ヵ国で、ほかの31ヵ国とリージョンがオンライン予選を戦い、残りの6枠をかけて戦うことになる。

 日本人としてうれしいのは、日本がシード枠に入っているということだ。シード枠は、日本のほか、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チャイニーズ・タイペイ、フランス、ドイツ、イタリア、メキシコ、ロシア、韓国、スペイン、イギリス、アメリカになっている。この14チームが順当に勝つのか、オンライン予選を勝ち抜いた国(チーム)がジャイアントキリングを起こすのかといった部分も、楽しみだ。

 各チームは、3人のナショナル・コミッティメンバー=チームマネージャーと、5人の選手から構成される。1人目のナショナル・コミッティメンバー=チームマネージャーは、リージョン内ユービーアイソフトのeスポーツチームによって選出される。加えて、ローカルのプロシーンを代表するプロプレイヤーもしくはコーチの中から、ローカルのシージコミュニティーから各1人選ばれる。

 なお、5人のプレイヤーは、2020年9月1日の時点で18歳以上、2020年1月時点でその国の市民権を持っているというのが条件で、各eスポーツチームから2名まで選出可能とのことだ。日本の数あるチームの中から、どの選手が選ばれるのかというのも、かなり気になるポイントだろう。

 なお、ナショナルコミッティの発表は2020年秋、オンライン予選発表は2020年冬、ファイナルステージ開催は2021年夏というスケジュールになっている。

アンバサダーにNBAのレジェンドであるトニー・パーカー氏が就任

 そして、本大会のアンバサダーとして、元NBA選手であるトニー・パーカー氏が就任することも発表された。トニー・パーカー氏は、NBAでの優勝経験のほか、ナショナルチームの選手としても出場経験のある、まさにレジェンドといえる選手の1人だ。

 R6Sのeスポーツチームでの世界大会の経験がある選手も、国を背負っての出場は今回が初となる。今までとはまったく異なる環境での戦いになるため、トニー・パーカー氏は各チームと定期的に会い、チャレンジに対して選手たちが準備できるようにコミュニケーションをとる予定だという。

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