SBテクノロジーは9月9日、アドビとAdobe Signソリューション販売パートナーおよびSI/連携ソリューションパートナーの契約を締結し、契約業務のテレワーク化を支援する「Adobe Sign導入支援サービス」の提供を開始した。
Adobe Signは、法的に有効な電子サインにより、契約や承認に必要な文書のやり取りがオンラインで完結できるサービスで、Microsoft 365の電子署名としても推奨されている。SBテクノロジーは国内大手企業を中心に数多くMicrosoft 365を導入しており、その知見を活用し、Adobe Signの導入に加えて、Microsoft Teamsをインターフェースにしたシームレスな環境構築やMicrosoft SharePoint Onlineと連携したワークフロー構築などを提供する。
これにより「脱ハンコ」と「文書管理ワークフローによる効率化」を実現する電子契約のスムーズな導入を支援し、契約業務のテレワーク化を推進するとしている。
契約業務の電子化は郵送費などのコスト削減や業務効率化を目的に注目され始め、2018年以降、市場規模は年々増加している。昨今は特に、働き方改革としてのテレワーク推進や政府の「押印不要」という見解発表を受け、脱ハンコを掲げて電子サインや電子署名の導入検討が加速しているという。
また、契約書の電子化に加えて文書管理などの業務もクラウド化することにより、コロナ禍でも出社を余儀なくされていた法務部門や事業部門の契約担当者のテレワークが可能になるとしている。
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