一般社団法人日本能率協会は9月2日、製造業のエンジニアに向けて、開発促進と市場創出のためのメカトロニクス、エレクトロニクス専門展示会「TECHNO-FRONTIER(テクノフロンティア)バーチャル展示会 2020」をオンライン上で開催すると発表した。9月8日~18日の11日間にわたる開催となる。
今年4月に新型コロナウイルス感染拡大防止に伴って「TECHNO-FRONTIER2020」が中止となったことで失われてしまった商談機会を創出するためのオンライン開催。要素技術メーカーを中心に112社が出展、開発・設計者などおよそ3000名の来場者を見込んでいるという。公式ウェブサイトにて来場登録を受け付けている(参加無料)。
来場者は期間中、場所、時間を問わずに参加でき、バーチャルブースから出展各社の製品資料データを制限なくダウンロード可能。平日10時から17時の間は出展者セミナーのライブ配信受講や、一部の出展者へのオンライン問い合わせ、技術相談がリアルタイムにできます。出展者のうち10社のバーチャルブースは公式通販サイトが紐づいており、来場者は情報収集から直接購買までをワンストップで完結できるなど、オンラインの特性を活かした新たな商談と技術交流の場としている。
オンラインの主催者講演プログラムでは、基調講演として2014年にノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学の天野浩氏(未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター センター長・教授)が「未来社会を見据えたイノベーション創出への取り組み」と題して講演。
そのほか、製造業における DX(デジタル・トランスフォーメーション)や MaaS などモビリティー市場の最新動向テーマに、全17セッションが聴講できる。全セッションは聴講無料で公式ウェブサイトで事前予約。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります