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無骨なデザインと柔らかい運動性能! ダイハツ「タフト」は女子でも運転しやすい

2020年09月05日 15時00分更新

車内はフルフラットになるので車中泊もしやすい!

 内装を見ると、後席は前後にスライドしないものの、運転席&助手席を倒すとフルフラットになります。多少の凸凹は気になるものの、158cmの私が寝転がる事ができました。シートは固すぎす柔らかすぎずな感じで、長時間運転しても疲れにくかったです。

リアの荷室&後席を倒した時はこんな感じ。足を伸ばして寝転ぶには狭いですが、荷物はかなり詰め込めます。あとは、汚れたらサッと拭き取れる素材のシートでできているのもGOODです

 デザインですが、黒を基調とし、オレンジの差し色が車内をアクティブな雰囲気にしてくれます。収納やUSB なども付いているので使い勝手も◎です。

座るたびにワクワクします

スピードメーター&タコメーター周りもオレンジです(可愛い)

とくに、センターコンソールはスマホを置くのにピッタリサイズです。センターコンソールには滑り止めがあるので、スマホを置いてカーブを曲がった時に、右へ左へと滑るあの現象が起こりませんでした。これはポイント高しです!

街乗り試乗! 加速とハンドリング良し!
高速道路を使っての遠出もラクチン

 試乗コースは、街乗りのみです。私が乗ってみて感じたのは……、まず居住性ですが、路面の凹凸の突き上げ感は気になりませんでした。エンジン音やロードノイズなども静かです。運転席は足元にも余裕があり、膝も伸ばせます(身長・158cm)。後席に関しては、私は狭いと感じることはありませんでしたが、スライドができないので身長の高い方は足元のスペースが狭いかもしれません。運転席&後席ともに、シートの座り心地は固めです。

 次に運動性能ですが、ロール角が緩やかだったりと、柔らかい乗り味だなと感じた「新型ハスラー」「日産ルークス」に対して、「タフト」は少し硬めの乗り味でキビキビしていました。クネクネした道を走ってみたのですが、スパスパ曲がってハンドリング性能も良かったです。加速はかなりスムーズで、坂道はベタ踏みしなくても進んでいきます。中速~高速が乗りやすい軽自動車だなという印象を受けました。小回りも効くので、狭い道も心強かったですね。

タフトのエンジンルーム。水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ(64ps/100Nm)

【まとめ】タフトはアウトドア&遠出が好きな人向け

 デザインは、ワイルドでタフな感じの雰囲気が好きな人にオススメ!加速が良い&ハンドリング性能も良いので、高速道路を利用する機会が多かったり、アウトドアなど遠出をする人にピッタリだと思います!

 また、タフト試乗記はYouTube「矢田部明子のガレージライフ」でも公開していますので、よろしければご覧ください。

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筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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