週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

高性能カメラで小型のグーグルスマホ「Pixel 4a」は価格以上の使いやすさ

2020年08月25日 12時00分更新

隙のないカメラ性能が魅力!

 背面のメインカメラは約1220万画素、F値は1.7。この数字以上にカメラ性能の肝となるのが、独自のAI技術です。シングルレンズでありながら、AI処理によって美しく仕上げてくれます。Pixelシリーズはどれもカメラの高性能さが光りますが、Pixel 4aもシーンを選ばない万能さを見せてくれました。以下の作例をご覧ください。

通常で撮影

最大7倍ズームで撮影

食事もきれいに撮れる

 色は実際に目で見るのと変わらない仕上がり。食事も美味しそうに撮れます。最大7倍まで可能な「超解像ズーム」は、デジタル方式ながらノイズを抑える機能があり、細部も比較的キレイに処理してくれます。

 ポートレート撮影の精度も非常に高いです。複数のレンズを搭載する機種でも、被写体と背景の識別精度が低く不自然にぼけてしまう機種もありますが、Pixel 4aはしっかりと被写体の輪郭に沿ってぼかしがかかります。また、ポートレート写真は撮影後にぼかしを調節できます。

被写体と背景をきちんと識別

小さい被写体でもばっちり

撮影後に調節可能

 さらに「夜景モード」を搭載します。光量の多い場所でしたが、より鮮やかに仕上がります。

通常モードで撮影

夜景モードで撮影。看板や店内の照明が鮮やかになっている

 また、天体写真にも挑戦してみました。「夜景モード」に切り替えた状態でPixel 4a本体が完全に固定されたときにのみ利用できます。シャッターを押すと露出時間が表示され、撮影がはじまります。明るくなりすぎたかもしれませんが、星がきちんと撮影できました。

露出時間は約4分。これだけの星が写ったことに驚いた

 フロントカメラは約800万画素、F値2.0。ポートレートは高精度。夜景モードは暗い場所でもかなり明るく撮れました。

ぼかしは正確

通常モード(左)と夜景モード(右)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事