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高性能カメラで小型のグーグルスマホ「Pixel 4a」は価格以上の使いやすさ

2020年08月25日 12時00分更新

 グーグルの「Google Pixel 4a」は、8月20日に発売されたPixelシリーズの最新作です。同シリーズでは、数字だけを冠した機種がハイエンドモデルなのに対し、数字に「a」と付く機種はその廉価版モデルという位置づけです。

 このPixel 4aもPixel 4の半額以下の価格になっています。Googleストアでの価格は4万2900円(税込み以下同)。キャリアではソフトバンクのみが取り扱い、価格は4万9680円です。Pixel 3aやPixel 4にはあった大型の「XL」モデルは今回はなし。カラーは「Just Black」のみとなっています。

 今回はPixel 4aを1週間ほど使った使用感をレポートしていきます。

サイズはコンパクト
ボディーはポリカーボネート製に

 まずは本体から。持つとその小ささと軽さに驚きます。本連載で最近触ったどのスマホよりもコンパクトなサイズ感で、画面端にもラクに指が届きます。側面は丸みのあるデザインでしっかりグリップできるので、片手でガシガシ操作できます。

サイズは約69.4×144×8.2mm。重量は143g

本体右側に電源ボタンと音量ボタン

左側下部にSIMカードスロット。eSIMにも対応する

上部に3.5mmイヤホンジャック

下部にUSB Type-Cポート

 ボディーの素材にはガラスではなくポリカーボネートを採用。全体にマットな質感で落ち着いた印象を受けます。裸で持ちたくなるデザインです。また、ファブリックケース(3種類)が販売されているので、そちらを装着しても楽しめるでしょう。台座のように突き出しているレンズ部分の保護にもなります。

他のカラーも見たかったところ

ケースもグーグルらしいデザイン(カラーはStatic Gray)

 従来から変更されたのがフロントカメラ。これまでノッチ部分に収まっていましたが、Pixel 4aではパンチホール式を採用し、画面左上に搭載しました。また、このフロントカメラを生かすような壁紙が多数用意されています。こういった遊び心がおもしろいですね。

今回はパンチホール式に

フロントカメラを生かしたデザイン

 ディスプレーは有機ELを採用しており、サイズが5.8型、解像度がFHD+(1080×2340ドット)。ノッチがないぶん、Pixel 3aやPixel 4よりも画面が広くなっています。どの角度から見ても色は変わらず、視認性に問題はなし。また、画面の上下にスピーカーを搭載するので、横向きにして動画を見るときに音の左右差は感じにくくなっています。

全画面で写真を表示

iPhone SE(右)と並べてみた

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