Facebookは8月18日(米国時間)、Oculus製品のログイン方法をアップデートしたと発表。
アップデートによって、はじめてOculus製品を使用する場合、Facebookアカウントでのログインが必要になった。すでにOculusアカウントを持っている場合は、FacebookにログインしてOculusとFacebookのアカウントを統合できる。
なお、既存のアカウントで統合を選択しない場合でも、2023年1月1日まではOculusアカウントを継続できる。Oculusアカウントのサポートが終了する同日時点でアカウントを統合していない場合でもOculus製品は使用できるが、すべての機能を使用するにはFacebookアカウントが必要になる。
今回のアップデートによって、ユーザーはすでにFacebookで利用している機能の多くをOculusでも利用可能となった。Facebookアカウントでログインした場合でも、独立したVRプロフィールを作成したり管理したりできるほか、Oculus上の友達にFacebookの名前で検索されたくない場合は、Oculusの設定で 「自分のみ」を選択して表示することもできる。また、投稿の許可を与えるか、設定を更新すれば、Facebookプロフィール、またはタイムラインに投稿するVRアクティビティーに関する情報も選択可能だ。
今後は、複数のユーザーが各自のFacebookアカウントを使って同じ製品にログインできる機能を導入し、それぞれの情報を保持したままヘッドセットを友人や家族と簡単に共有可能にする予定だという。
Facebookの利用規約とプライバシーポリシーは、今回の一連の変更の内容を反映させるために更新される。更新内容は、変更が有効になる前にユーザーに通知するとのこと。また、Facebookアカウントでログインしないことを選択した既存ユーザーには、2023年のOculusアカウントのサポート終了に際してアップデートを実施するとしている。
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