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格安スマホ界の新勢力になりそうな良コスパスマホ「TCL 10 Lite」

2020年08月19日 12時00分更新

カメラの撮影画質は
2万円台のスマホとしては上々

 4眼カメラは左からメインカメラ(4800万画素/F1.8)、ぼかし用カメラ(200万画素/F2.4)、マクロカメラ(200万画素/F2.4)、超広角カメラ(800万画素/F2.2)の順に並んでいます。

背面の4眼カメラはメイン、ぼかし用、マクロ、超広角の順に並び、左右にLEDフラッシュも搭載

フロントカメラは1600万画素で、F値は2.2

 実際に撮影してみると、メインカメラは非常に明るく撮れました。ただし、AIによる補正効果が強いのか、肉眼で見えるよりも、色がやや濃く写るように感じました。超広角カメラは118度という広い視野角を撮影できる反面、若干暗めに写りました。ハイエンドモデルの画質に比べると見劣りしますが、2万円台のスマホとしては上々とも言えます。

超広角で撮影。メインカメラよりも若干暗く写る

メインカメラで撮影。明るく鮮やかな色で写る

料理を撮った作例。原色が強めに出る印象

 望遠レンズは搭載していないので、ズームはデジタルのみで最大10倍。ワンタップで2倍ズームに切り替えられて、それ以降はスライダーをなぞったり、ピンチアウトしたりして倍率を調整できます。2倍はもちろん、4~5倍くらいまでは、画質の劣化はさほど気になりませんでした。

メインカメラ(標準)で撮影

デジタル2倍ズームで撮影。画質劣化はほとんど気にならない

デジタル10倍ズームで撮影。画質は粗くなるが、スマホの画面で見るぶんには気にならない程度

 マクロは被写体に4cmまで近づいて撮影できます。ただし、手持ちではピンボケが生じやすいので注意が必要。手動で設定する「夜景モード」はありませんが、メインカメラでは、夜景もそこそこの明るさで撮れました。

マクロモードで撮影した作例

メインカメラで夜景を撮影した作例

超広角で夜景を撮ると暗く写り、画質も粗くなる

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