週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

夏休みの自由研究で買いまくったら、超ハイテクマスクを発見しました

「涼しくて蒸れないマスク」を買ったら「無臭」まで付いてきて驚いた!! = 「ダントツマスクール」

2020年08月17日 13時00分更新



 夏休みの自由研究で、「涼しくて蒸れないマスク」が欲しくて、いろいろ購入したのですが、スンゴいマスクが見つかったので紹介します!!!

薄くても、やはり不織布は蒸れる
涼しくて蒸れないのは
やはり「布」なのか?
 

 自分は「体格がいい」おじさんなうえに、額や顔によく汗をかくので、梅雨明け以降、「不織布マスク」ではとても不快になってきました。もちろん、「蒸れる」ということは、それだけ、フィルタリング効果があるからで、ウィルスを出さない・入れないという効果は高いのですが、ムシムシ、ベタベタはいやですよね。

 5月早々に当選して愛用していたシャープのマスクは不織布の立体3層構造で、VFE、BFE、PEFいずれも99%ろ過する優れものです。50枚入りで送料込みで3938円ですから、1日79円でしたが、フィルター効果が高いぶん、マスク内はやはり蒸れます(個人の感想です)。

 この状態は気持ち悪すぎなので、「布」のマスクを購入してためしてみました。

多層布マスク、ポリウレタン、
ポリエステルにナイロン
どれが「涼しくて蒸れない」のか?
 

 布マスクもネットで検索すると、多数出てきます。自分も10種類以上購入しましたが、大きく3種類に分類してみました。

 まず第1は、「多層布マスク」で、代表選手は日本中で買えるユニクロの「エアリズムマスク」です。品薄が続いていましたが、1人10点まで購入できるようになりました。3枚入りで990円ですから、税込みで1089円で、1枚363円です(送料は購入代金による)。何回まで洗濯して性能が保持されるのかは不明ですが、10回使えば1日36円ということですね。

 構造は3層になっていて、外側から、メッシュ素材、フィルター、エアリズムの順で、性能はBFE99%除去です。サイズはS/M/Lの3種類ありますが、自分は当然Lを購入して試しました。

 顔へのフィット感はさすがのエアリズムで、さらっとしていて、かつ、隙間ができない形状はユニクロクオリティです。

 とはいえ、今回の「涼しくて蒸れない」ポイントとしては、イマイチです。冷感ではないので、ヒンヤリはしませんし、3層なので、息はコモります。おじさんの場合、8月の屋外ではベタベタになってしまいました(個人の感想です)。

 第2グループはポリウレタン、ポリエステルの1枚ものです。代表選手としては、全国のドラッグストアやAEON、オンラインでも売っている「パステルマスク」や、「ピッタマスク」ですね。パステルマスクはポリエステル95%で、3枚入り税込み858円です(AEON ONLINE)から、1枚286円です。10回洗濯を目安にと書いてありますので、1日29円という計算になりますね。

 これらは、柔らかくて、口にも接触しにくいですが、細菌やウイルスのフィルタリング能力は明記していません。抗菌加工によって、マスク表面での菌の増殖は抑えられています。素材がそのまま耳にかかるので、耳裏もつっぱらず快適です。

 おじさんが装着して灼熱の街を歩き回った結果からいうと、「涼しくないが蒸れにくい」でした。とはいえ、結局はコモった息や汗が口元にたまり、不快な状態になります(個人の感想です)。

「ダントツマスクール」を笑いながら購入
涼しくて蒸れなくて、
おまけにニオイもなしで
本当に「ダントツ」だった!!!!

 最後に登場するのが「布製平型マスク」です。中でも冷感素材で作られた代表選手として「ダントツマスクール」を購入してみました。こちらは税込みで1枚1650円となかなか高価ですが、洗濯50回耐久ですから、1日で考えると33円となります。

 「ダントツ」にマスクとクールを組み合わせた(それもクを重ねるために逆転している)製品名ってちょっとどうかなーと引き気味だったのですが、小松マテーレという会社が製造・販売しています。こちら、70年以上の歴史がある、機能性マテリアルの開発・製造を行う石川県の大企業でした。すいません知りませんでした。でも名前はもう少しアレしたほうがいいと思います。せめて「クールマスク」は正順がいいのではと・・・・

 さて、気になるマスクールの素材はナイロン85%とポリウレタン15%の「接触冷感生地」で、これが、表側と裏側に丁寧に折られて縫製されています。不織布マスクと同様に平らなかたちで、装着して上下に広げる感じですね。

 着けてまず驚くのは、冷感ではなく「無臭」です。おじさんたちにとってあのマスクの匂い(実は自分の口臭)も敵なのですが、それがほとんどしません!! リリースによると、口臭成分を消す働きがあるそうです。これはあらゆるマスクにおいて初めての体験で、おじさんは第一印象からすっかりやられてしまいました。。

 肝心の目的のほうは、着けた瞬間は「ちょっとヒンヤリかな~」です。内側に切れ目があって、口まわりがマスクと接触しにくいのもグッドです。

 さらに、装着して気温35度の街を歩き回りましたが、通気性がよく、「蒸れない」のも感動です。もちろのん布なので、息や顔の汗を吸うのですが、それが、不織布のように「ベチャ」とならずに「ヒンヤリ」しつづけるのも新しい体験です。「吸湿」だけでなく「放湿」つまり「乾く能力」も高いようで、それもヒンヤリのミソみたいです(気化熱の奪取ですね)。

 今回の「涼しくて蒸れない」マスク探しとしては、まさに「ダントツ」でした。ダサいネーミングとかいってすいませんでした、自分がまちがっていました。

 このダントツマスクールのスペックには不織布のような〇%といったフィルタリングの効果は明記されていませんが、「ウイルスシールド」加工による抗ウイルス性があります。

 光触媒でウイルスを高速分解してくれるそうです。つまり、付着したウイルスが残存しにくいということですね。スペックによると、インフルエンザウイルスは6時間で99%低減されるそうです。

「ダントツフィットインナー」
さらに蒸れにくく
息もこもらない
ソフトかハードか迷うのだった

 マスクールには補助アイテムがあります。その名は「ダントツフィットインナー」で、もともとは市販の不織布マスクの内側に装着して、マスク本体が汚れず、マスクを毎回捨てなくてすむという製品ですが、これが、マスクールのポケットにも装着できるんですよね。

 こちらはメッシュ状で通気性があり、蒸れない上に、マスクールと同様の「ウイルスシールド」能力があります。メッシュと口の間に空間ができるので、息もしやすくなります。

 さらに、フィットインナーに水分を含ませてマスクールに装着すると、より冷却効果が高まるそうです(これから試します)。

 このインナーには、「ソフト」と「ハード」の2種類があるのですが、マスクールの中に入れるにはハードのほうが扱いやすかったですね。ポリエステル素材で、5枚入り1650円で、10回まで洗って使えるので、こちらも1回33円となります。マスクールとセットで買うとお得な2750円なので、1日で55円ですね。

左が「かため」タイプで右が「やわらかめ」タイプ

 ハードの素材はポリエステルですが、ソフトはナイロンとポリエステルで、パッケージには、ソフトのほうだけ「接触冷感」とあります。メッシュなので、肌にあたっても「ヒンヤリ」までは感じませんが、「冷感」好きなみなさんはこちらを選ぶのもありかと思います。

個体差かもですが、ハード(左)のほうがちょっと大きかったです(個人の感想です)。

 ダントツのマスクールとインナーは水洗い(それも30~60秒)が推奨なので、洗濯も苦になりません。水で洗って、タオルで水分を取ってから干せば、翌日には乾いています。

 小松マテーレの「ダントツ」な技術力に脱帽ですが、やはり人気があるようで、原稿執筆時で12日待ちでした(送料無料キャンペーン中)。

 まだ暑い日々が続くようですから、マスクの「暑さ」と「蒸れ」と「匂い」に耐え切れないみなさんは、ぜひ試してみてくださいね~~~!!!!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります