突然食べたくなる食べ物、それはピザ
読者の皆さん、突然食べたくなる食べ物ってありますよね? そうです。「ピザ」です。
ピザって突然食べたくなりませんか? たとえば、「うな重」などは突然食べたくなることは少ないですよね。「今日はちょっと贅沢をしたい」とか「そうか、今日は土用の丑の日かあ」みたいなきっかけがあって、うなぎを連想し、次第に、うな重の気分になっていく……そういった心の動きがある気がします。
「天ぷら」とかもそうですよね。「今日は、揚げ物とかいいんじゃないかな。でも、とんかつはちょっと重いし、そうだなあ……天ぷらなんか、ちょうどいいんじゃない?」みたいな流れがあるわけです。
ところが(私の場合)ピザは突然食べたくなります。いつも、いきなり「ピザが食べたい」という気持ちになっています。
いや、単に私がピザが好きだという話かもしれません。とにかくピザが好きで、イタリア的なピザも、アメリカンなピザも、どちらも好きです。
ピザのことを考えていたある日、自宅のオーブントースターが故障しました。オーブントースターはかなり使うので、ないと困ります。家電量販店へ行って見つけたのが、デロンギの「ディスティンタ オーブン&トースター(型番:EOI407J)」です。
ピザストーンが標準で付属する
オーブントースターって、家電の中ではけっこう安価な方で、2000円か3000円でも使えるものが買えますし、5000円、6000円、7000円と出せば、かなりしっかりしたものが買えます。
1万円、2万円という価格帯になれば、付加機能を持った製品が増えてきます。バルミューダの「The Toaster K01E-KG」などは、その典型ですね。見た目のよさ、造りのよさ、そしてスチームを与えながら加熱するという付加機能を持ちます。
ですが、私はEOI407Jに目を付けました。冷蔵庫が故障して買い替えたときの量販店のポイントが1万1000円以上溜まっていたので、実売1万3000円(2020年7月時、都内量販店)ほどのEOI407Jは都合がよかったという側面もありつつ、標準で「ピザストーン」が付属している点が気に入りました。
ピザストーンは、いわば石なのですが、これにピザを載せて焼くことで、ピザからの水分を吸ってカリッと仕上げてくれ、かつ、まんべんなく熱を通してくれるという優れ物です。
さらに、EOI407Jは220℃までの温度設定に対応し、石英管ヒーター(あの、ガラスの管が赤くなるやつです)でなく、「シーズヒーター」を搭載していることもポイント。
シーズヒーターは二クロム線を熱源とし、金属で覆うという構造ですが、石英管ヒーターと比較して頑丈であり、かつ遠赤外線量も多いという特徴があるそうです。
EOI407Jはシーズヒーターが上下に搭載されているので、「かなり焼く能力が高そうだぞ」と思えたのもポイントでした。
自宅でピザ、焼いてみました
そんなわけでEOI407Jを持ち帰り、さっそくピザを焼いてみました。スーパーマーケットへ行くと、そのまま具材を載せて使えるピザ用の生地が売っています。価格は2枚300円とか、3枚400円くらいのものが多いですね。
本当は生地も自分で作ればいいのでしょうが、それはまた時間に余裕のあるときにということで……。
トマトソースを塗り、アボカド、生ハム、チーズ、胡椒を載せて、EOI407Jに入れます。今回は、ピザストーンをセットした状態で200℃で15分ほど余熱をしてみました。
トースター内も、ピザストーンもかなり熱くなるので、ピザを入れる際は注意が必要です。
5分もしない内にチーズが溶けて、具材に火が通り、いい感じのピザができあがります。すこし焦げ目がつくくらい焼いてもいいんですが、何度か試した結果、カリカリになりすぎない方が好みであることがわかり、焦げ目がつく直前くらいで取り出しています。
ちょっと破れてしまったので見苦しくて恐縮ですが、写真のアボカドと生ハムのピザだと、生地が150円、チーズが50円(およそ60g程度)、アボカドが50円(半分)、生ハムが150円くらいなので、材料費は400円くらいになりますね。
宅配ピザだと SサイズとMサイズの中間くらいの大きさになるでしょうか。宅配ピザを頼んだり、専門店に食べに行くよりは、大幅に安上がりだと思います。
宅配ピザや専門店のピザはさすがに美味しいですが、いつでも気軽に焼けて、材料費も安いとなると、自宅でこのクオリティーなら十分だと感じました。というか、今回は大雑把に作ったのでこんな感じですが、記事や具材にもっとこだわれば、専門店で食べるのに近い感じは目指せそうな気はしました。
ディスティンタ オーブン&トースター EOI407Jとピザストーンの組み合わせで、お家ピザ、オススメです! オーブントースターの買い替え時は、ぜひチェックしてください。
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