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画面サイズが大きいiPadで見るのがオススメ

大迫力のドローン空撮画像でバーチャル旅行「AirPano Travel Book」を試してみた

2020年08月13日 09時00分更新

 新型コロナウイルス感染を防ぐため、遠くへ旅行に出かけることがはばかられる昨今。日本からの入国制限解除の発表も増えていますが、やはり海外旅行はなるべく控えたほうがよさそうですよね。

 行くことが難しいなら、いっそバーチャルで楽しみたいもの。360度カメラで撮影した世界各国の映像で異国情緒を味わえたら言うことありません。

 そこで今回、世界の絶景パノラマ写真が楽しめるiOS/iPad向けアプリ「AirPano Travel Book」を試してみました。

AirPano Travel Book

世界各国の絶景パノラマ写真をぐりぐり眺めよう

 AirPano Travel Bookは、360度カメラで空撮した風景写真でバーチャル・トラベルが楽しめるアプリ。世界各国の絶景写真を、「世界遺産」「自然」「都市」「夜景」「山岳」「湖・港」「歴史的な場所」「滝」「リゾート地」のカテゴリーでチェックできます。

 アプリ名にある「AirPano」とは、ロシアを拠点に、空中撮影とVRを組み合わせた映像を中心に無料で公開している団体。2019年には、視察を兼ねて日本へ来日。その際に取材した記事もあるので気になる方はチェックしてみてください。(参考記事:「驚異の空撮VR映像を無料で公開する「AirPano」が狙う日本での目標とは」)

 では、さっそくアプリを立ち上げてみましょう。各カテゴリーは、飛び出す絵本をめくる形で選ぶことができます。世界遺産ページを立ち上げると、万里の長城やエジプトのピラミッド、タージマハルなど空撮映像を楽しめます。

飛び出す絵本形式のメニュー画面

写真はぐりぐりと360度動かせ、高精細なパノラマ写真を堪能できる

 大自然のページでは北極やグレートバリアリーフ。都市のページではニューヨークやローマ、アムステルダムなど、だれもが一度は行きたい場所を数多く収録しています。ドローンによる空撮写真というのも手伝い、浮遊感をもってその土地を眺められるのも刺激的です。

アムステルダムの美しい風景

イグアスの滝も、普段お目にかかれない角度で観察できます

ニューヨークの夜景。言わずもがなキレイ

エーゲ海に浮かぶサントリーニ島。猛烈に行きたい。というか住みたい

今後の海外旅行計画の役に立つかも

 なお、1ヵ所につき、撮影ポイントや撮影時間帯が違うパノラマ写真が4、5枚用意されていますが、無料版で楽しめるのは1枚のみです。すべて閲覧するには課金する必要があります。料金は月額が450円、年額は4400円です。

 少々お高めに感じてしまうかもしれませんが。パノラマ写真の拡充、ちょっとしか動画の追加などに今後の展開に期待したいですね。

 ウィズコロナ・ポストコロナの終焉がいつ頃になるのか見当もつきませんが、自宅でバーチャル旅行を楽しみつつ、将来の海外旅行計画に夢を馳せてみるのはいかがでしょうか。

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