週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ソニー「SRS-XB43」はラジカセ世代が悔しがるワイヤレススピーカーだ!

2020年08月01日 10時00分更新

 ラジカセ世代のジャイアン鈴木です。小学生時代はFMラジオやテレビから流れる音楽をラジカセで録音して、繰り返し聴いていました。そのときには不満などなかったのですが(テレビの音を録音中に声を上げる両親にはかんしゃくを起こしていましたが……)、今回、ソニーのワイヤレススピーカー「SRS-XB43」で音楽を聴いてみて、ああ、10年前ぐらいに生まれたかったなあと心底悔しくなりましたよ!

ソニー「SRS-XB43」直販価格2万3000円(税別)

超重低音系だけどボーカルもクリアな
ワイヤレススピーカー

 SRS-XB43はBluetooth経由でスマホ、タブレット、ノートPCなどと接続して音楽などを聴くためのワイヤレススピーカー。このほかに「SRS-XB33」、「SRS-XB23」というモデルも用意されていますが、本製品が最上位モデルに位置づけられています。

 この3つはEXTRA BASS(エクストラベース)シリーズという重低音を重視したモデル。最上位のSRS-XB43は、振動板面積を拡大した超楕円形スピーカーユニット「X-Balanced Speaker Unit」を搭載し、低域を増強する面積を約15%拡大したパッシブラジエーターを両側面に配置することで、大音圧、豊かな厚みのある低音、クリアな重低音を実現。また、新設計のツィーターを内蔵した「2Way Speaker System」により透明度の高いボーカルも楽しめるとされています。まあ要約すると、超重低音系スピーカーだけど、ボーカルもクリアですよ! ……ということです。

サイズ/重量は約325×123×117mm/約2950g。中央のふたつが「X-Balanced Speaker Unit」、左右のふたつがSRS-XB43のみが搭載するツィーター「2Way Speaker System」です

従来は前面に配置されていたパッシブラジエーターが左右側面に移動して、面積が拡大しています

背面カバー内には、DC OUT ONLY端子、AUDIO IN端子、DC IN 5V端子、バッテリー/ライティングボタン、Party Connectボタン、Stereo Pairボタンを用意

本体上面には、Nマーク、電源ボタン、Bluetoothボタン、再生/通話ボタン、音量ボタン、LIVE/STAMINAボタンが配置

付属のACアダプター。ACアダプターなしではSTAMINAモードで約24時間、EXTRABASSモードで約14時間の連続動作が可能です

SRS-XB43で音楽を聴き始められる世代に
嫉妬せざるを得ない

 さて、SRS-XB43は高音質コーデックLDAC/AACに対応しているので、今回はストリーミングウォークマン「NW-ZX507」と接続して、普段聴き慣れている音楽を再生してみました。

 低音を重視したEXTRA BASSシリーズということで偏った音作りかと思いましたが、ところがどっこい、楽器の音が分離して広がりを感じられつつ、ボーカルもしっかりと前面に押し出されています。そして、「ライブサウンド」モードが効果大。このモードをオンにすると、解像感はほぼそのままに、音の広がりが上下左右に拡大します。ライブサウンドモードがデフォルトでオンになっていてもいいと思うほど自然です。

音楽に合わせて光るラインライトやスピーカーライトの光の演出がなんとも楽しいです。ぜひ部屋を少し暗くして音楽に浸りたいですね

防水・防塵・防錆対応、アウトドアシーズンにもピッタリ

 本製品には「スマホの音が、生まれ変わる」というキャッチフレーズが付いていますが、たしかにSRS-XB43を導入すれば、無理にオーディオコンポなどを購入する必要はないと思わせるほどの、サイズからは想像できない迫力のサウンドを楽しめました。バッテリー駆動対応で、防水・防塵・防錆性能も備えているので、これからのアウトドアシーズンにもピッタリのワイヤレススピーカーと太鼓判を押せます。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事