クアルコム最新チップ搭載で、aptX HDにも対応

JPRiDE、MMCX端子搭載イヤホンをBluetooth化できる「BTR-1」を発売

2020年07月31日 11時20分更新

MMCXコネクター対応Bluetoothアダプター「BTR-1」

　エムピートレーディングは7月31日、「JPRiDE」（ジェイピーライド）ブランドのBluetoothアダプター「BTR-1」を発表した。価格は6800円前後となる見込み。MMCXコネクターを採用したイヤホンを手軽かつハイクオリティーにワイヤレス化できる、ネックバンド型のBluetoothアダプター。

MMCXコネクターを採用したイヤホンをワイヤレス化するBluetoothアダプター

　長年ワイヤレス製品の開発に携わってきたJPRiDEブランドとしてのノウハウを投入して開発された本製品は、最先端クラスのQualcomm社製チップセット「QCC3034」を搭載することで、aptX HDなど高音質なBluetoothコーデックが利用できる。デバイスとしての性能の高さとオーディオとしてのクオリティーの高さを両立したとする。

首元のボタンで基本的な操作が可能

　省電力設計による最長10時間の連続使用と、接続の安定性を両立したとする。

　ネックバンド部にはコントローラーとマイクも搭載し、音楽の再生停止や音量調整、着信の対応や通話など、基本的な操作は首元で完結。通勤通学時や、テレワークでのオンライン会議の使用にも適するという。

　対応コーデックは、aptX HD／aptX／AACなど。Androidデバイス中心に高音質再生が可能なaptXと、iPhoneなどiOSデバイスで高音質再生が可能なAACの両方に対応することで、幅広いデバイスで音楽や動画を高音質に楽しめるという。

　MMCX端子を採用するため、Shure SEシリーズ、Ultimate Ears UE900、WESTONE W／UM PRO／AM PROシリーズ、ソニーXBA-Z5／XBA-A3／XBA-A2／XBA-H2、JVC HA-850をはじめとする、MMCX端子を採用した高級イヤホンをワイヤレス化して利用できる。