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危険から遠ざかるための合言葉は「美味い話には裏がある」

お盆休みはスマホ・PCに不慣れな家族へのケアを!

2020年07月30日 07時00分更新

電話やLINEで即席セキュリティ講座を開いてみてはいかが?

・お盆休みは「スマートフォンやパソコンの操作に不慣れな家族・親類へのケア」にチャレンジ!
・セキュリティ対策サービスの契約がおすすめ。
・利用者にセキュリティの知識がなくても自動的に守ってくれるのが最大の利点。

お盆休みは家族のスマホをケアしよう!

 今年は学生さんたちの夏休みが短縮される異例の事態となりました。まとまった休みは8月のお盆前後に限られてしまうようです。しかし、引き続き「新しい生活様式」「with コロナ」を考慮すべきタイミングですから、『今年のお盆休みは帰省や県外移動を控えて、代わりに電話やメッセージツールで挨拶しよう』と考えている人たちも多いのでは。

 直接会えないのは残念ですが、そのタイミングでチャレンジして欲しいのが、スマートフォンやパソコンの操作に不慣れな家族・親類へのケア。具体的には、危うい使い方をしていないかのチェック、そして適切なセキュリティ対策を教えてあげること。特に、高齢者へのアドバイスは重要です。

 とはいえ、スマホやパソコンを狙う攻撃はバリエーション豊富で、しかも次々と新しい手法が生み出されていますから、すべての対処法を教えることは残念ながら不可能です。そこで注目したいのが、各携帯電話事業者(キャリア)やインターネット接続事業者(プロバイダー)などが提供している「セキュリティ対策サービス」。

初期設定さえ済ませれば、悪意ある攻撃も水際でストップ!

 事業者によってサービス名称や内容は異なりますが、基本的にはスマートフォンに専用アプリをインストールすることで使い始めることができます。ただし、必ず初期設定を済ませてください。利用者に割り振られているアカウントやパスワードの入力が主ですので面倒な作業ではありません。およそ数分で初期設定は完了するでしょう。

 さて、初期設定を済ませたら、すべての機能が使えるようになります。この後は利用者が積極的に操作する必要はありません。セキュリティ対策サービスが自動的に危険を検知し、水際でストップしてくれます。これらサービスは、セキュリティ知識がなくても、悪意ある人たちの攻撃からスマートフォンを守ってくれるのが特徴です。これで、たとえ基本操作だけで手一杯な人でも、安全にスマートフォンを使えるというわけです。

危険から遠ざかるための合言葉は「美味い話には裏がある」

 自動的に守ってくれるとは言っても、どんな使い方をしても大丈夫ということではありません。ちょっと気を付けていれば、かなりの割合で危険を避けられます。ここでは話し合う際、親御さんたちに最低限覚えておいてほしい基本中の基本をご紹介します。

 まずは確実に危ないとわかるWebサイトに行かないことです。わかりやすい例としては、芸能人・政治家・スポーツ選手などの氏名を検索した際に「人気YouTuber●●の年収」「アイドル●●の未公開動画」などと書いてあるゴシップ系サイトや、「無料であの●●主演の映画(ドラマ)が観られる!」とうたうサイトです。

 ほぼ確実にお目当てのものは楽しめませんし、下手をすれば不正視聴となってしまいます。親御さんたちには「信じがたい好条件を提示するサイトは詐欺だと思って近づかないように」とくぎを刺しておきましょう。

 この「信じがたい好条件を提示する」手法はWebサイトに留まりません。毎日届くメールやメッセージも同様です。「●歳以上に支払われる特別給付金50万円の申請はこちら」「あなたは無利子無担保で1億円まで融資を受けられます」「話題の新車●●プレゼント企画に当選しました!登録申請はこのURLから」……一瞬、心が浮き立つかもしれませんが、その心情を狙った罠なのだと説明してあげましょう。

 頻繁にこうした内容を送信しているメールアドレスや、危うい情報を載せているWebサイトは、セキュリティ対策サービス側が危険だと判定して自動的に退けてくれる可能性もありますが、とりあえずは親御さんたちに「美味い話には裏があるので、スマホやパソコンの利用中にそうした情報を目にしても飛びつかない」という基本を覚えてもらうだけでも、詐欺などの危険からは遠ざかることができます。

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