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電子ペーパー搭載Androidタブレット「BOOX」の新型をFOXが販売

2020年07月29日 15時30分更新

 FOXは、Onyx InternationalのE Ink搭載Androidタブレット「BOOX」シリーズに含まれる、「BOOX-Nova 2」「BOOX-Max 3」の2製品を国内代理店として販売を開始した。価格はそれぞれ税抜3万6182円と税抜8万9800円。

 BOOXシリーズは、ディスプレー部分に電子ペーパーのE Inkを採用。E Inkは実際の紙と同じく、反射光によって白黒の表示を実現するため、高い視認性を実現する。また、画面の書き換えには若干時間はかかるものの、表示中や書き換えの消費電力は非常に小さいのも特徴である。

 E Inkは、KindleやKoboなどの電子書籍専用端末ではおなじみのディスプレーだが、BOOXは汎用のAndroid端末であるため、Google Playからさまざまなアプリをインストール可能。各種電子書籍アプリはもちろん、製品に付属する電子誘導方式のワコム製スタイラスペンと組み合わせることで、メモ書きやイラスト用途にも利用できる。

 BOOX-Nova 2は持ち運びや電子書籍用途に適した7.8型で、画面解像度は1404×1872。バッテリー容量は3150mAhだが、E Inkを採用することでスタンバイモードでのバッテリー持続時間は最大7週間とのこと。クアルコム製オクタコアCPU(2GHz)、3GBメモリー、32GBストレージを搭載。OSはAndroid 9。サイズは137×197×8mm、重量は265g。

 BOOX-Max 3はより大型の13.3型で、画面解像度は1650×2200。クアルコム製オクタコアCPU(2GHz)、4GBメモリー、64GBストレージ、4300mAhバッテリー、Android 9。サイズは227.8×309.8×6.8mm、重量は490g。同機のみの機能としては指紋センサーを搭載するほか、microHDMI端子または無線経由での接続で、PC用のセカンドディスプレーとして利用可能になっている。

 また純正ケースとして「Case Cover for Nova Series」「Case Cover for Max 3」が用意される。ともにフリップタイプで画面を保護するほか、閉じることでオートスリープが可能。また付属のスタイラスペンも装着できる。こちらの価格は税抜4055円と税抜4800円。

 

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