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充電ケーブル2本挿し! レノボのゲーミングスマホは横持ち特化デザイン

2020年07月29日 10時00分更新

スマホゲームは「横向き」で使うのが当たり前

 レノボのゲーミングデバイスブランド「Legion」初となるスマートフォン「Legion Phone Dule」「Legion Phone Pro」が発表になりました。前者はグローバル向け、後者は中国向けのモデル名となります。5Gにも対応し、レノボのスマートフォンとしてはかなりのハイスペックモデルです。

レノボのゲーミングスマホ「Legion Phone Duel」

 Legion Phone Duelの主なスペックはSoCがSnapdragon 865 Plus、最大メモリー構成は16GB+512GB、5000mAhバッテリー搭載。カメラはデュアルですが6400万画素+1600万画素、フロントは2000万画素と高スペック。なによりもデュアルバッテリー構造とし、本体の底部と側面の2つのUSB Type-C端子から同時充電することで90Wの急速充電が可能。10分で50%、30分で100%の充電が可能。まさかケーブルを2本挿して充電するスマートフォンが出てくるとは思いもよりませんでした。

デュアル充電対応。満充電に必要な時間はわずか30分

 他にもさまざまな機能を搭載していますが、これもおそらくスマートフォンとして初の試みとなる「サイド・ポップアップカメラ」を搭載しています。スマートフォンのフロントカメラは本体上部からモーターで上下するポップアップ機構を搭載した製品が多くありますが、Legion Phoneはその飛び出すカメラを本体の横に取り付けているのです。

フロントカメラは本体の横から飛び出す

 ゲーミングスマートフォンにとってフロントカメラは悩ましい存在です。水滴ノッチやパンチホールカメラはディスプレーの一部をカメラの穴で隠してしまいますから、採用したくはないでしょう。Nubiaのゲーミングスマートフォン「Red Magic」シリーズはベゼル幅を狭めてディスプレーの外にフロントカメラを追いやりました。

 しかしゲームプレイ中の自分の姿を配信するためにはフロントカメラは必要です。Legion Phoneはこの2つの問題を解決するために、フロントカメラを本体の横に取り付けたのです。普段スマートフォンを縦方向で使うときにフロントカメラを使う頻度を考えれば、横にあっても困ることはないでしょう。

ゲームは横向きで使うのが一般的

 背面カメラも一般的なスマートフォンとは異なり、本体の中央部分に位置します。つまりLegion Phoneは「スマートフォンは常に横向きに持つ」ことを当たり前としたハードウェア設計となっているわけです。そもそもスマートフォンをゲームマシンとして使っているユーザーにしてみれば、写真を撮る時も本体は横向きのほうが違和感ないのでしょう。

背面カメラの位置も本体を横向きに持つことを基本にして考えられている

 他社のゲーミングスマートフォンを見ても、前述のRed Magicの背面デザインはロゴなどを横向きにしています。「ゲーミングスマホは横向きで見せる」これが当たり前になりそうですね。

Red Magic 5も横向きを意識した背面デザイン

 ファーウェイのPシリーズのように、カメラを使うときに本体を横向きにして利用することを考え、メーカーロゴの配置を横向きにした製品も増えています。特に最近の中華スマートフォンは横向きデザインにしたものが多くなっています。スマートフォンをテキストのコミュニケーションツールとして使っていた時代は「縦持ち」が当たり前でした。しかし、いまやストリーミングビデオの視聴やビデオチャットが全盛となり、より大きいサイズで動画を見るならスマートフォン本体は横向きにしたほうがいいわけです。Tiktokのように縦向き動画に特化したサービスも、数年後には横向き動画が主流になっているかもしれませんね。

最近の中華スマホはロゴが横向きのデザインが多い

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