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スマホユーザー向けの文章作成アシストアプリ NTTレゾナントが提供開始

2020年07月28日 18時40分更新

 NTTレゾナントは7月27日、スマホユーザー向けの文章作成アシストアプリ「idraft by goo(アイドラフトバイグー)」を提供開始した。文章作成画面では「言い換え」「校正」「辞書検索」を利用でき、スマホでSNSやブログの文章を書くユーザーを支援するという。対応OSはiOS 12以上で、Android版は8月の公開を予定しているとのこと。価格は無料。

 近年、スマホの普及とさまざまなSNSの発展により、個人ユーザーのテキストによる情報発信の機会が増えつつあるという。そこで、同社は「goo辞書」の運営ノウハウを生かし、スマホ主体の情報発信に慣れ親しんだ世代の文章作成を支援するツールとして、idraft by gooを企画・開発したとしている。

 事前に実施したユーザーに対するインタビューでは「SNSに直接投稿せず、1度メモアプリに下書きをして誤脱字を防ぐようにしている」「幼稚な文章を避けるため、情報元を意識して単語の意味を調べている」など、文章作成に時間をかけているユーザーの実態が明らかになったという。これらの意見を踏まえ、idraft by gooは文章の推敲に便利な校正機能や辞書検索を一元化し、直感的な操作で利用できるアプリを目指したという。

 言い換えは、文章を入力して言い換えを選択すると、言い換え表現がある場合に候補を提案してくれる。なお、小学館の『使い方の分かる 類語例解辞典 新装版』と照合し、言い換え表現を検索する。

 校正は、文章を入力して校正を選択することで、誤りやすい言葉をチェックし、誤用があった場合は正しい言葉を提案。なお、小学館の『デジタル大辞泉』によって、本来の言い方と異なる使い方をしている言葉をリスト化し、リストと照合して言い換え表現を検索してくれる。

 辞書はgoo辞書と連携しており、辞書検索を選択すると、アプリ内からスムーズにgoo辞書を立ち上げられる。なお、国語・英和・和英・類語・四字熟語・漢字辞書に対応している。

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