週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

USB 3.2 Gen 2のT7 TouchとThudnerbolt 3のX5をレビュー

Ice Lake搭載MacBook Airの容量不足を外付けSSDで解決、コスパと速さどちらで選ぶ?

2020年07月30日 14時00分更新

とにかく速さで選ぶならX5

 続いてはX5のスペックとラインアップだ。

日本サムスンのThunderbolt 3対応外付けSSD「Samsung Portable SSD X5」

Samsung Portable SSD X5の主要スペック
型番 MU-PB2T0B MU-PB1T0B MU-PB500B
容量 2TB 1TB 500GB
インターフェース Thunderbolt 3(40Gbps)
サイズ 119(W)×62(H)×19.7(D)mm
重量 最大150g
シーケンシャルリード 最大2800MB/s
シーケンシャルライト 最大2300MB/s 最大2100MB/s
暗号化 AES 256ビットハードウェア暗号化
セキュリティー パスワード設定
対応OS Windows 10 64ビット RS2以降、macOS Sierra(10.12)以降
保証期間 3年間
実売価格(税込み) 8万5000円前後 5万4500円前後 3万4500円前後

 なんと言ってもX5最大の特長はThunderbolt 3接続による高速アクセスだ。そのぶん一般的な外付けSSDと比べると高価であることは否めないが、4K動画などの大きなデータを頻繁にやりとりする人なら作業時間を大幅に短縮できるというメリットがある。また、X5も専用ソフトウェア上でパスワードを設定できるので、セキュリティーも安心だ。

X5のパスワード設定は専用ソフトウェア「Portable SSD Software for Mac」(Ver 1.6.7)で行なった。T7 Touchのソフトウェアとは別となるので注意。なお、T7 Touchと同様、ドライバーインストールが促されるのでそちらも実行しよう

Thunderbot 3対応ケーブルが付属

 2つのモデルを比べると、容量単価が安くてUSB規格準拠で扱いやすいのがT7 Touch。容量単価が高く、Thunderbolt 3でデバイス側の対応が限定されてしまうが超高速でデータを扱えるのがX5といった住み分けだ。自分の用途に応じて選択してほしい。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう