インターフェイスも充実
インターフェイスは、本体左側面にUSB 3.0、HDMI 2.0、USB Type-C(Thunderbolt 3)×2、microSDスロットが、本体右側面にUSB 3.0、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポートが搭載されている。USB Type-AとType-Cがそれぞれ2ポートあるのはかなり嬉しいポイントだ。
バッテリーはパフォーマンスモデルが公称15時間、パフォーマンスプラスモデルとクリエイターモデルが6時間30分となっている。今回の試用機はパフォーマンスプラスモデルがベースだったが、バッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って計測してみたところ4時間35分の駆動が可能だった(なお、電源モードは「より良いバッテリー」、画面の明るさは「40%」にし、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」にチェックを入れて満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計測した)。
プロセッサーやグラフィックスが高性能な分、駆動時間は短め。室内でちょっと場所を移動して作業したいなどの目的には十分だが、バッテリー駆動を重視する人はパフォーマンスモデルを選んだ方がよさそうだ。
なお、厳密にはディスプレーやメモリー、ストレージなどの構成が異なるため、実際の製品では上記と同じ条件でも駆動時間が変わってくる可能性がある。あくまでも目安として参考にしてほしい。
スリムな本体に高性能を凝縮したクリエイター向けノートPC
18mmという薄型筐体に高性能なプロセッサーやグラフィックス、高品位ディスプレーなどを搭載したHP ENVY 15-ep0000。直販サイトでは、もっともベーシックなパフォーマンスモデルが179,800円(税抜)~という価格で販売されているが、その洗練されたデザインや性能の高さを考えればコスパはかなりよいと言えるだろう。
デザイナーや映像クリエイターはもちろんだが、ゲームや動画配信サービスなどを快適に楽しみたいという人や、テレワーク用に高性能なノートPCを探しているという人にも、ぜひ注目してほしい完成度の高いノートPCだ。
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