2019年12月に道路交通法が改正され、運転中のながらスマホが厳罰化された一方で、クルマの中で少しでもスマホを使いたい、地図やSNSを見たいという人も少なくないはず。
そこで注目されているのが「SDL」だ。
SDL(Smart Device Link:スマートデバイスリンク)は、クルマやバイクとスマートフォンを連携させる、オープンソースの国際標準規格。カーナビ(車載機)からスマホアプリを操作できるようにすることで、運転中でもスマートフォンを安全かつ効率的に使用できる。
アプリコンテスト開催中! オンラインハッカソンも8月1日・2日に実施!!
このSDLの対応アプリの開発に、多くの開発者に接してもらうことを目的として、2018年よりSDLアプリコンテストが開催されている(応募締切を2021年1月15日)。
同コンテストへの応募を促す取り組みとして、オンラインハッカソン「スマホとクルマをつなぐSDL対応アプリを作る(オンラインハッカソン)」が8月1日・2日に開催されるので、ご興味ある方はぜひ参加してみてはいかがだろうか?
なお、最新バージョンのSDL環境では、JavaScriptでの開発がサポートされた。Webアプリ開発者でもアプリ制作が可能になり、開発の敷居は大きく下がっている。
SDLやSDLプログラミングについては、連載記事「クルマとスマホをつなげるSDLアプリを作ろう!」を参照。
「クルマとスマホをなかよくする SDLアプリコンテスト2020」
主催:SDLアプリコンテスト実行委員会(事務局:角川アスキー総合研究所)
協力:SDLコンソーシアム日本分科会
応募締切:2020年11月4日(水)24:00
募集内容:エミュレーターか開発キット上で開発したSDL対応アプリ(既存アプリのSDL対応、新規開発)
募集対象:年齢、性別、国籍等不問。個人・チームどちらでも応募可
応募方法:プレゼンシートと動作解説動画をWebフォームで応募
審査:審査員が新規性、UX・デザイン、実装の巧みさ等で評価
最終審査会:2020年12月上旬、東京都内で開催予定
グランプリ:賞金50万円+副賞
特別賞(最大5作品):賞金各10万円
公式サイト:http://sdl-contest.com/
8月1日・2日にオンラインハッカソン、および事前ハンズオンを実施!!
本コンテストへの応募をサポートするために、8月1日・2日にSDLアプリ開発のオンラインハッカソンを開催!
さらに、連動した事前ハンズオンを7月28日に実施します。詳細は、「スマホとクルマをつなぐSDL対応アプリを作る(オンラインハッカソン)」をご覧ください。ぜひふるってご応募を!
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