さくらインターネットは7月21日、専用サーバーサービスをリニューアルし「さくらの専用サーバ PHY」とすると発表した。7月28日に提供を開始する。
前身のサービス「さくらの専用サーバ」は1997年6月より提供している物理サーバーサービス。新たにグローバルネットワーク/ローカルネットワークが自由に利用でき、1台のサーバーに複数のネットワークが接続可能としている。自社でサーバーを管理運用するオンプレミス環境から、ホスティング環境へ移行する際にはシステム構成の変更を必要とする場合が多くボトルネックになることがあるが、自由度の高いネットワーク構成により移行の手間を軽減できる。
また、ハイブリット接続やブリッジ接続と組み合わせることにより、「さくらのクラウド」や「さくらのVPS」などの仮想サーバーサービスやハウジングサービスなどとの柔軟な連携も可能。さらに、全モデルのサーバーで電源や電源分配ユニットの冗長化やネットワークスイッチの冗長化が可能となり、電源起因やスイッチ起因による障害を軽減し、より安全な運用を可能としている。
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