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JVCケンウッド、頭外定位音場処理技術EXOFIELDを搭載したワイヤレスヘッドホン「XP-EXT1」

2020年07月21日 14時45分更新

 JVCケンウッドは7月21日、独自技術EXOFIELD(エクソフィールド)を搭載したワイヤレスシアターシステム「XP-EXT1」を発表。ビクターブランドから8月上旬に発売する。

 EXOFIELDは同社独自の頭外定位音場処理技術で、従来のヘッドホンでは頭の中に定位(頭内定位)していた音場を、個人の耳や顔の形状、使用する再生スピーカー、リスニングルームなどの音響特性を測定。各ユーザーに最適な信号処理を行なうことでヘッドホン再生ながら頭外に定位してスピーカーリスニングの音場と定位を実現するという。

EXOFIELD

 XP-EXT1は大口径40mmの高磁力ネオジウムドライバーユニットを搭載した密閉型ワイヤレスヘッドホンと、AV機器と接続するプロセッサー部で構成される。プロセッサー部は4K対応のディスプレーやプロジェクターへの出力に対応したHDMI入出力端子を備え、BDレコーダー/プレーヤーや4K衛星放送チューナーなどの機器を3台まで同時に接続できる。

 プロセッサー部とヘッドホンの間は2.4/5GHz帯デュアルバンドのデジタルワイヤレス伝送、周囲の環境に合わせて音が途切れにくい伝送帯域を自動選択する。従来のスピーカー音源(ステレオ2ch)に加え、新たにDolby Atmos、DTS:Xなどのマルチチャンネル音源(7.1.4ch)の再生に対応。

 専用スマホアプリを使い、従来は専用のオーディオルームで行なっていた個人特性の測定が自宅で簡単に可能(最大4人分を登録可能)。実売予想価格は11万円前後の見込み。

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