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関連施策の第1弾として、8月1日・2日にオンラインハッカソン実施!

SDLアプリコンテスト2020、応募締切を1月15日に延長

2020年07月15日 22時00分更新

 SDLアプリコンテスト実行委員会は、4月1日より開催している「スマートフォンとクルマをなかよくする『SDLアプリコンテスト2020』」の応募締切を2021年1月15日に延長したと発表した。

 SDL(Smart Device Link:スマートデバイスリンク)は、クルマやバイクとスマートフォンを連携させる、オープンソースの国際標準規格だ。カーナビ(車載機)からスマホアプリを操作できるようにすることで、運転中でもスマートフォンを安全かつ効率的に使用できる。

 2019年12月に道路交通法が改正され、「ながら運転」が厳罰化されたことで、SDLへの注目や期待は非常に高いものとなっている。このSDLの対応アプリの開発に、多くの開発者に接してもらうことを目的として、2018年より開催されているのが、SDLアプリコンテストだ。

 今年で第3回となる同コンテストは、当初、応募期間を4月1日~11月4日としていた。しかし、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行による影響を鑑みて、応募締切を2021年1月15日(金)に変更した。これに伴って、最終審査会の日程も変更し、2021年3月8日(月)を予定しているという。

オンラインでハッカソンを開催!

 さらに、同コンテストへの応募を促す取り組みとして、新たにオンラインでのハッカソンやワークショップを、7月以降順次実施する。

 第一弾となるオンラインハッカソン「スマホとクルマをつなぐSDL対応アプリを作る(オンラインハッカソン)」は、8月1日・2日に開催。連動した事前ハンズオンも、7月21日・28日に実施する。

 なお、最新バージョンのSDL環境では、JavaScriptでの開発がサポートされた。これによって、従来のスマホアプリ開発者だけでなく、Webアプリ開発者でもアプリ制作が可能になり、開発の敷居は大きく下がった。コンテストへの応募を見すえ、まずはハッカソンに参加してみてはいかがだろうか?

「クルマとスマホをなかよくする SDLアプリコンテスト2020」概要

 

 本コンテストでは、四輪と二輪の両方を対象に、SDLに対応するアプリ(Android、iOS)を広く募集する。年齢、性別、国籍等は不問で、個人・チームどちらでも応募可能。

 募集期間は2020年4月1日から2021年1月15日まで。2021年3月8日(予定)に最終審査会を開催し、グランプリには賞金50万円と副賞が、特別賞(最大5作品)には賞金10万円が贈呈される。


主催: SDLアプリコンテスト実行委員会(事務局 角川アスキー総合研究所)
協力/後援: SDLコンソーシアム日本分科会 ほか
募集期間: 2020年4月1日(水)~2021年1月15日(金)24:00
募集内容: エミュレーターか開発キット上で開発したSDL対応アプリ(既存アプリの移植、新規開発)
募集対象: 年齢、性別、国籍等不問。個人・チームどちらでも応募可
応募方法: プレゼンシートと動作解説動画をWebフォームで応募
審査: 審査員が新規性、UX・デザイン、実装の巧みさ等で評価
最終審査会: 2021年3月8日(予定)
グランプリ: 賞金50万円+副賞
特別賞: 賞金各10万円
公式サイト: http://sdl-contest.com/

※今後の新型コロナウイルス感染症の状況等により、実施内容・期間が変更になる可能性があります。

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