AKAは7月14日、同社が開発する人工知能を活用した英語学習ソリューション「MUSE」(ミューズ)の英語学習機能を、ソフトバンクロボティクスが販売する人型ロボット「Pepper」に搭載できるようになったことを発表した。
今回搭載された機能は3つ。「AI Free Chat」は自然言語処理技術を用いた人工知能エンジンMUSEでの自然な英会話を提供する上級者向けチャット機能で、幅広い話題での自由会話ができるとしている。
「Learner's Chat」はAI Free Chat機能と同様の技術を用いた初心者向けチャット機能で、320以上のトピックやシチュエーションから会話内容を選択し、実践的な会話ができるとのこと。スムーズな返答と会話回数を増やすための返答候補を表示する。
「EDU Mode」はAI Free Chat機能と同様の技術を用いた初心者向けチャット機能に加えて会話フレーズや表現パターン、単語の反復練習が可能。学習者自身が発音の正誤を把握し、教師だけでは困難な生徒一人ひとりの発音チェックを実現しているという。
また、教育機関向けに開発されたLMS(学習管理機能)である「Academy Mode」では、教師専用ウェブサイトでEDU Modeで学習するコンテンツのカスタマイズや、各生徒のリアルタイム会話表示、会話や学習履歴の閲覧ができるほか、授業中だけでなく、授業前後で使用可能な機能を付加することで教育現場の業務負担を軽減するとしている。
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