ソラコムは7月14日、IoT通信プラットフォーム「SORACOM」においてKDDIのau 5Gネットワークを利用したMVNO事業を2020年度中に開始すると発表した。
ソラコムはIoT事業を展開しており、2017年にKDDIグループに参画。KDDIが2018年に提供開始した省電力通信規格LTE-Mに当初から対応するなど最新のIoT通信の活用促進に取り組み、KDDIのグローバルなビジネスプラットフォーム「IoT世界基盤」においてもSORACOMを通じてグローバル展開。現在、4G LTEのセルラー回線とLPWA(Low Power Wide Area network)を活用したLTE-M、Sigfoxを利用したIoTサービスを提供している。
KDDIでは2020年3月からau 5Gの提供を開始、2022年3月には5万局の展開を予定しており、日本全国で5Gが利用可能となる予定。ソラコムではSORACOMがauの5Gに対応することで、高速・低遅延・多接続の特長を活かし、大量の機械のログデータや映像データをクラウド側で解析する用途などでのIoTシステム構築を可能にするとしている。
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