カカクコムは7月14日、運営するレストラン検索・予約サイト「食べログ」において、飲食店の衛生対策情報の掲載を開始したと発表。あわせて、口コミ投稿時の利用種類に「テイクアウト」「デリバリー」などを追加した。
同社によれば、緊急事態宣言の解除以降、飲食店で外食する人が増加傾向にあるという。7月に実施した食べログユーザーアンケートでは、衛生対策を取っている店舗の利用意向が9割近くにのぼるなど、飲食店が実施する衛生対策の情報へのニーズは高まっていると考えられるとのこと。
そうした状況を踏まえ、食べログの店舗情報ページに、従業員に関する「出勤前の検温」「マスク常時着用」「手洗い・うがい徹底」、店内の「定期的な換気」「隣客との距離確保・間仕切りあり」などの各種項目を追加した。これによりユーザーは、飲食店がどのような対策を取っているかひと目でわかるようになるとのこと。飲食店は「食べログ店舗準会員(無料)」に登録すると、衛生対策情報の発信が可能になる。
また、テイクアウトやデリバリーの利用も引き続き拡大すると考えられるという。イートイン以外で食事をした場合にも実際の利用内容に沿って口コミを投稿できるよう、口コミ投稿時の利用種類には「テイクアウト」「デリバリー」「その他」を追加。店舗詳細ページに表示される口コミには各アイコンが付き、テイクアウトやデリバリーによる食事などに関する口コミがひと目で判別できるようになる。
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