HALF TIMEは7月9日、6月30日時点で、北島康介氏、野村忠宏氏、井上康生氏、太田雄貴氏など23名の個人投資家ならびに、2社の事業会社を引受先とした第三者割当増資および、金融機関2行からの融資により、総額1億円規模の資金調達を実施したと発表。
今回の資金調達により、オンライン事業の拡大と海外事業の立ち上げることで、事業拡大を目指すという。ウェブサービスでは一層のUI/UXの改善、新機能の追加開発、顧客・ユーザー獲得のマーケティングに注力、海外事業ではとくにアジアを重点市場と位置づけるとのこと。今後、シリーズBラウンド以降も積極的に資金調達を実施し、同社ミッションの実現に向けて迅速に事業を展開するとしている。
同社代表取締役の磯田裕介氏は「この度、23名の個人投資家、ならびに、2社の事業会社より出資をいただき大変うれしく思います。スポーツというコンテンツが、レジャーやエンターテインメントとしての価値を高め、またコロナ後の復興の象徴となる中、スポーツを軸に多様なサービスをワンストップに提供できるプラットフォームは中長期的に高い需要が期待されます。今回の資金調達をもとに、より高質なサービスを提供し、多くの企業や個人がスポーツに関わり、スポーツが産業として拡大していくことに貢献していきます」とコメント。
続けて、今後については「当社は5年後に上場し、株主の皆様、取引先の皆様へリターンをお返しすることを目標にするとともに、株主同士のコミュニティー形成やビジネス機会の創造にも寄与し、スポーツ界のさらなる発展に向け、ステークホルダーの皆様とwin-winの関係性を築けるように尽力します」と語っている。
同社は2017年8月に設立したスタートアップ企業。スポーツビジネス・プラットフォーム「HALF TIME」を運営する。
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