シスコシステムズは7月9日、パシフィックリーグマーケティング(PLM)とパートナーシップ契約を締結したと発表。デジタルテクノロジーを活用した革新的なスポーツエンターテインメントおよび、新たなファンエクスペリエンスの実現に向けた取り組みを、共同で検討・推進する。
シスコシステムズはこれまで、世界各国のスタジアムやアリーナにおいて、テクノロジーを活用した新しいスポーツ観戦体験の提供やスポーツビジネス拡大のために、さまざまなサポートを手がけてきた。昨今、日本国内においては、ウィズ/アフターコロナに向けたニューノーマル社会が動き出しつつあるなか、スポーツビジネスでも新しい観戦のあり方や、ファンエンゲージメントの方法について、さまざまな試みが検討や模索されている。
シスコシステムズはこのような状況を踏まえ、プロ野球パシフィック・リーグにおける、デジタルコンテンツやデジタルプラットフォームを管理・運営するPLMとパートナーシップ契約を締結。本パートナーシップでは、シスコシステムズの会議ソリューション「Cisco Webex」をパシフィックリーグマーケティング公式ツールとして採用し、PLMが企画および実施するイベント、選手インタビュー、ファンエンゲージメント施策などで活用する。
PLMが運営するリーグ公式動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」上で、シスコシステムズのテクノロジーを活用した新たなオンラインサービスも検討および展開。オンライン施策と球場でのオフライン施策を連携し、新しいファンサービスの展開やファンエンゲージメント施策の可能性も視野に入れ、革新的なスポーツエンターテインメントの実現に向けて共同で取り組むとしている。
なお、PLMは本パートナーシップの施策の一環として、パーソル パ・リーグTVとCisco Webexを活用したイベントを実施予定とのこと。
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