新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、急遽テレワークを自宅で行なうことになった人は多いはず。そして、ふだんの生活とは違ったネット利用により、これまであまり見えていなかった自宅の通信環境の非力さを知ることになったのではないだろうか。
たとえば、リビングで作業をしていると、子供たちの騒ぐ声が大きいため、テレカン時は寝室などへ移動。すると、意外とWi-Fiの電波が弱くてビデオ映像がカクカクしたり、音声が鮮明でなかったりして、ふだんの会議より時間がかかることも。また、家族みんなが家にいる時間が増えたため、スマホやパソコンなどを同時に利用することが多くなり、ファイルを落とそうとしても、やけに時間がかかったり、Wi-Fiがちょっとつながりにくい、なんてことも起きているだろう。
前者は、ビデオをオフにして音声のみにして通信量を極力減らしたり、後者は大きめのファイルをダウンロードするときは、みんなが寝静まった時間帯に行なうなど、ちょっとした努力が必要となる。もしこんな状況の人なら、いますぐ改めて通信環境をしっかり見直すべきなのである。
通信環境でメスを入れるべきはWi-Fiルーターだ。意外とWi-Fiルーターはネット回線(光通信など)導入時に支給された、古い規格のママであることが多い。Wi-Fiルーターの近くでスマホ中心の生活をしているぶんには、それほど問題にならないかもしれないが、パソコンでしかもWi-Fiルーターから離れた場所での作業となると、電波が弱くなり通信速度はガタ落ち。テレカンが厳しく感じるのはそのせいである。
そこでオススメしたいのがWi-Fiルーターの一新だ。アイ・オー・データ機器の「WN-DX1167GREX」はメッシュWi-Fiに対応し、親機と子機のセットだから買って置くだけで設置完了。Wi-Fiのことをあまり知らない人でも安心して使える製品なのである。
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