5月20日、インテルのデスクトップ向け第10世代Coreプロセッサーと、同CPU向けに開発されたIntel 400 シリーズ・チップセットを搭載したLGA1200マザーボードの販売が開始された。
同時に、そんなインテルの最新世代プロセッサーを採用するBTO PCが各社から数多く登場している。BTO PCメーカーとして名高いマウスコンピューターも、多くのモデルをラインアップしており、そのなかの1つが、第10世代Coreの最上位で10コア/20スレッドを実現したCore i9-10900Kを搭載する、ハイエンドゲーミングPC「G-Tune HP-Z」だ。
今回は、Core i9-10900Kや水冷CPUクーラー、16GBメインメモリー、512GB NVMe SSD+2TB HDDといった「G-Tune HP-Z」のベーススペックはそのままに、ビデオカードをNVIDIA GeForce RTX 2070 SUPERから、ワンランクアップしたGeForce RTX 2080 SUPERに変更したカスタマイズモデル(直販価格、送料込み税込み30万3160円)を試用。基本性能やゲーミング性能を2回にわたってベンチマークなどで検証してきたが、3回目はより実践的な方法で、「G-Tune HP-Z」の性能について試してみることにした。
試用機のG-Tune HP-Zの主なスペック | |
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CPU | Core i9-10900K(10コア/20スレッド、3.7GHz~5.3GHz) |
CPU FAN | 水冷CPUクーラー |
グラフィックス | GeForce RTX 2080 SUPER |
チップセット | Z490(ATX) |
メモリー | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 512GB SSD(NVMe対応、M.2シールド付属)、2TB HDD |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T) |
インターフェース | USB 3.1、USB 3.1(Type-C)、USB 3.0×6、USB 2.0×2、ラインイン、ラインアウト、ヘッドフォン、マイク入力、リアスピーカー、センター・サブウーファー、PS/2 Mini DIN 6ピン、S/PDIF、DisplayPort×3(DP→DVI-D変換ケーブル付属)、HDMI、有線LAN端子 |
サイズ | 約215(W)×490(D)×501(H)mm |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
フラッグシップ"MASTERPIECE"ならではのハイスペック&パフォーマンス
いろいろと試す前に、軽く「G-Tune HP-Z」についておさらいしておこう。
「G-Tune HP-Z」は、マウスコンピューターのゲーミングブランドG-Tuneのフラッグシップで、フロントのシックなダーククロム強化ガラスパネルと、ワインレッドのアルミバーが特徴的な「最高」の状態でゲームを楽しみたいヘビーゲーマーにオススメのG-Tune Hシリーズのフルタワーケースを採用したモデルになる。カッコいい見た目に加え、高い拡張性やエアフロー、さらに最近では珍しい光学ドライブ搭載と、MASTERPIECEは筐体も魅力いっぱいだ。
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