LINEは6月29日、緊急事態宣言期間中における「LINE」利用動向に関するレポートを発表した。
コロナ禍を受けての利用動向の変化は4月にも発表しているが、今回の調査では、緊急事態宣言期間中のLINE利用ユーザーのコミュニケーションにおける最新の利用動向の変化と、対面での対応が困難となった緊急事態宣言期間中における情報発信の手段として企業や店舗、学校などの新規開設数が大きく増加、デジタルチラシサービスなど法人向けサービスにおける利用動向についても新たに公開している。
グループ通話の利用は外出自粛前と以降でおよそ350%増加、ビデオ通話の利用は外出自粛前と以降で240%増加しているなど、コミュニケーションが増えているほか、「LINE NEWS」や「LINE Search」の利用が急増していることから利用者がLINE上で情報収集をしていることがうかがえる。
法人向けサービスをみると、企業や店舗、学校などの「LINE公式アカウント」新規開設が130%、とくに「学校プラン」として開設した数は3~5月累計で250アカウントを超える。店舗ページへのバナー掲載機能「LINEチラシ」は無償提供したこともあって月間PV数は3月比で250%の伸びを見せている。
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